1. ホーム>
  2. 理学療法 リハビリテーション

理学療法 リハビリテーション

2017.05.26 【セミナーレポート】

ジャパンライム主催セミナー
科学であり哲学であるオステオパシー METの本質に迫る 第一回


5月21日 NPO法人アトラス・オステオパシー学院講師でつちや整骨院院長の土屋省吾先生をお迎えして、 全3回シリーズの第1回「触診・頸椎」のセミナーを開催しました。

土屋省吾セミナー

最初に「オステオパシーの4つの原理」が紹介されました。 続いて頸椎の棘突起の位置について解説をしていただき、2人1組になってお互いの体を使い 先生のアドバイスを受けながら位置を確認しました。

土屋省吾セミナー
土屋省吾セミナー

続いて頸椎の可動性検査です。側屈検査、回旋検査、平行移動検査、そして屈曲しての平行移動、 伸展しての平行移動を行いました。また軟部の硬さと関節の硬さの違いを見極める必要性と留意点が示されました。
午後からは、環軸関節の検査、後頭環椎関節の検査(屈曲、伸展、側屈、回旋)の注意点について説明の後、 実際に実技指導を受けました。

土屋省吾セミナー
土屋省吾セミナー

検査の実技の後、METの歴史や定義と目的、METで用いる筋収縮の種類などについて講義がありました。 そして頸椎への施術のテクニックの紹介と実技指導に多くの時間を割いていただきました。
クライアントの呼吸のタイミング、目の向きも利用すること、施術者の立ち位置、膝を曲げて高さの調節、 力が弱い女性の施術者の場合に腹部を使って支えることや頭部の支える手の使い方など、実践的なアドバイスをしていただきました。


参加者の方の感想

・とても分かりやすかったです。
・5時間という時間の縛りはありましたが、今後患者様に適用できるものばかりなので有り難かったです。
・曖昧だったところが理解できた。今後しっかり検査等ができるように頑張っていきたい。

2017.05.25 【セミナーレポート】

ジャパンライム主催セミナー
肩関節術後の理学療法 ~腱板断裂/肩関節不安定症~


5月14日に東北大学病院の村木孝行先生をお迎えし、 「肩関節術後の理学療法 ~腱板断裂/肩関節不安定症~」と題してセミナーを開催しました。
当日は第52回 日本理学療法学術大会の最終日と重なった日程でしたが、全国各地から多数の方々にご参加いただき、 村木先生の講義への関心と人気の高さをあらためて実感しました。

村木孝行セミナー

本セミナーの目的は、肩腱板断裂と肩関節不安定症の病態や各手術の基本事項を知り、 修復部位へかかる負荷について理解することです。 また、手術により低下した機能、術前から低下している機能を評価する方法を知り、 効果的・効率的な術後理学療法が提供できるようになることを目標とします。

村木孝行セミナー

講義に続き、午前中のうちから実技も行われました。 デモンストレーションでの説明後、棘上筋、棘下筋、肩甲下筋下部をほぐし、 可動域を広げられるように、ペアになって行いました。

村木孝行セミナー

午後も一定の講義後、先生のデモンストレーションをうけて実技を行いました。 講義においても、実際の症例等も交えながら、豊富な経験に基づく大変参考になるお話をしていただきました。

村木孝行セミナー

ドクターの判断による手術のタイミングの違いは、術後の状態に差異を生じさせてしまいます。 極力そうならないためにもこうしたセミナーを行っている、というお話もあり、 村木先生の講演活動の意義を強く感じました。


参加者の方の感想

・肩関節疾患の患者さんをみることが多いため、先生の講義を聞けて勉強になりました。
・実技もわかりやすくて良かった。
・日頃の臨床の疑問が解決できて、とても良かったです。
・実技がいっぱいあり、データからも根拠があるものでわかりやすかった。
・解剖学的なところから治療までご講義頂いて、非常にわかりやすかったです。
・臨床につながる事が多く、勉強になります。

2017.05.19 【セミナーレポート】

ジャパンライム主催セミナー
運動連鎖アプローチ® ~入門編 ~


4月23日に一般社団法人 フィジオ運動連鎖アプローチ協会代表理事 山本尚司先生を お迎えし、「運動連鎖アプローチ® ~入門編 ~」セミナーを開催しました。

山本尚司セミナー

リハビリの現場では我々だけが「動作を視る!」ことの出来る存在であり、 その基本をしっかり身に付けておく重要性についてお話がありました。 参加者の方々がどういう職場で、どのような患者さんを診ているか等のコミュニケーションをとりながら、 受講者の方々に身近な事例を交え、わかりやすく講義を進めていただきました。

山本尚司セミナー

運動連鎖アプローチの目標のひとつとして、抗重力下での姿勢制御能力など、疾患に寄らない 原理原則を理解する、という点から、ペアになってお互いの下肢の状態を確認し合う実技を行い、 山本先生、芹澤先生が指導されました。

山本尚司セミナー

触診・触察のスキルを高めることが、臨床においてはローリスク・ハイリターンを狙うことにつながる、 といった指導もいただき、参加者の皆様も実技に熱中し、励んでいました。
セミナー終盤の実技では、よくありがちなパターンにとらわれることなく、 現象をしっかりとらえることを意識して、運動連鎖の新しい法則を発見して下さい、との指導から、 より高いモチベーションを得られた様子でした。



参加者の方の感想

・説明がわかりやすかった。
・モヤモヤしていたところが晴れて良かった。
・質問しやすい雰囲気だった。
・今まで持っていない視点を持てました。
・臨床的な考え方に触れたところが良かった。
・もう少し一般的な運動連鎖に関する講義があれば、もっと良かったと感じました。

2017.05.08 【セミナーレポート】

ジャパンライム主催セミナー
姿勢の評価と治療アプローチ


4月2日に首都大学東京大学院 理学療法科学域教授 竹井 仁 先生をお迎えし、 「姿勢の評価と治療アプローチ」と題して、セミナーを開催しました。

竹井 仁セミナー

今回は、姿勢からのアプローチを中心とした充実の内容でした。 幼少期からの生活習慣や、行ってきた習い事などで身体の使い方が決まり、使いやすい方をたくさん使い、 使いづらい方はあまり使わない習慣を続けると、さらに筋力のインバランスが進行し、不良姿勢へとつながります。

竹井 仁セミナー

不良姿勢の説明からどのようなストレッチやエクササイズが効果的かを説明されていました。 それぞれの不良姿勢での伸長されている筋と短縮している筋の説明のあとにエクササイズの説明をしていただきました。 すぐに臨床で実践できる内容でした。

竹井 仁セミナー

どうしてそのような姿勢になってしまうか、生理学的な面からも説明があり、血液データの内容も臨床でチェックして 理学療法士としてアドバイスできることも大切です。

竹井 仁セミナー

セミナー終盤では、受講者の方々からの質疑応答の時間も多めにとっていただきました。 活発な質疑応答が展開され、セミナー終了となりました。



参加者の方の感想

・臨床に役立てそうです。姿勢自体の評価について、もっと教えていただきたくなりました。
・解剖学的な細かいところから、姿勢の特徴、それに合わせた介入方法を説明していただき分かりやすかったです。
・座学の内容が中心で参考になる話ばかりでしたが、実技があるとより良いと思います。
・筋膜の視点での解説もお聞きしたかったです。
・講習会の合間にジョークや参加者にも話しかけていたので、とても楽しく受講出来ました。ありがとうございました。
・基礎的な部分だけでなく、実際の臨床場面で使えるエクササイズ等も教えていただけて良かったです。

2017.03.31 【セミナーレポート】

ジャパンライム主催セミナー
立ち上がり動作、歩行動作の動作分析と運動療法


3月20日に関西医療大学の鈴木俊明先生をお迎えし、「立ち上がり動作、歩行動作の動作分析と運動療法 ~動作分析の正しい知識が、正しい運動療法を導き出す~」と題してのセミナーを開催しました。

鈴木俊明セミナー

当日の講演内容は、1.立ち上がり動作、着座動作 2.立位 3.歩行動作 の順に構成されており、 まずはスライドと共にホワイトボードにより、立ち上がり動作で重心移動のポイント、 メカニズムについて詳細な解説がありました。

鈴木俊明セミナー

鈴木先生は昼食休憩の時間帯も受講者の方々の質問を受けられ、 午後の冒頭では多かった質問についてあらためて解説があり、 疑問点を残さずしっかり学んでほしい、と講義にのぞまれていました。

鈴木俊明セミナー

詳細な筋電図測定データを基にした講義で、重要な働きをする筋は、今まで考えられていたものと 異なる点などを学び、実技を交え体感しながら進行されました。 また、リハビリ時に反復運動では筋が働いていないので、そうならないための適切な実技指導、 カーフレイズエクササイズが必要な患者さんへの方法等も実演いただきました。

鈴木俊明セミナー

鈴木先生は随所で皆さんが理解できているか確認をとりながら進め、 内容をしっかり理解して帰ってもらいたい、という想いが感じられました。

最後に、「評価する力こそが重要であり、それがなければどんな技術を持っていても、 適切には使えない」という熱いメッセージを皆さんに送り、終了となりました。



参加者の方の感想

・盛りだくさんでしたが、一つひとつが丁寧で、考える時間もくださり、良かったです。
・現象から、機能の問題点をつきつめていけるようにしたいと思います。
・足部の動きの大切さ、重心移動について学べました。
・学校でいろいろ学んだが、まだ理解出来ていなかった。今後に活かせればと思います。
・今までわからなかったことを、わかりやすく教えていただいた。
・評価の重要さや治療に関して改めて考えさせられた。
・非常に内容が濃く、大変勉強になりました。

2017.03.15 【セミナーレポート】

ジャパンライム主催セミナー
足部からのアプローチ


3月12日に松戸整形外科病院の岩永竜也先生をお迎えして 「足部からのアプローチ~足部機能と身体機能に着目して~」と題したセミナーが開催されました。

岩永竜也セミナー

午前中は冊子とスクリーンを使った講義が行われました。

足部は、歩行時の衝撃吸収、立位時の土台、体幹を動かすなど、 身体全体に影響を及ぼしており、足部の改善は身体全体の改善につながります。

まず個々の足部をよく見るところから始めます。片脚立位、立位体前屈などの静的評価、 骨盤可動テスト、下腿筋内外側を触って筋緊張の度合いを見る、足底部(変形やベンチの有無)を診る、など。
その結果を踏まえてパッドを足裏に貼ることで改善につなげますが、 この時に貼る位置と高さがポイントとなります。

午後からは実技指導です。2人1組なって実際にパッドを足の裏に入れてみて体感してみました。

岩永竜也セミナー

まずはパッドを入れずに腰を前後させます。 次に足の甲にパッドを入れてみて同様に腰を前後させ動きやすさをみてみました。 さらに立位体前屈をしてパッドを入れる前と比べてみました。

岩永竜也セミナー

次に足部の内側にパッドを入れて内側移動をコントロール、外側に入れて外側移動のコントロール、 改善を感じられたら片脚立位を、そして後足部が決まったら前足部にもパッドを入れてみました。
最後は骨盤を固定したまま体幹を回旋し、足の短い側には回旋しやすいことを体感。 短い方にパッドを入れて再び回旋してみて違いを実感しました。

今回基本のパターンをいくつか示していただきましたが、 どうしたらよくなるか自分でいろいろ考えてやってみることが重要です。 明日からの臨床に活かしていただければ幸いです。



参加者の方の感想

・とても濃い内容だったので明日から使えるように勉強していきたいと思います。
・普段臨床で足底版を使うことや考えたことがあまりなかったので良い機会になりました。
・実技が多くてとても参考になりました。動画も要所で入れていただいたのでイメージがしやすかった。
・足底版は手段であって「患者がどうしたいのか」「セラピストがどうしたいのか」がまずありきということが大事だと分かった。

2017.03.13 【セミナーレポート】

ジャパンライム主催セミナー
脳卒中片麻痺者の麻痺改善を目指す!


3月5日に山梨リハビリテーション病院リハビリテーション部副部長で 日本ボバース研究会会長の伊藤克浩先生をお迎えして 「脳卒中片麻痺者の麻痺改善を目指す!ニューロリハビリテーションアプローチ」セミナーを開催しました。
午前中は講義を受けました。

伊藤克浩セミナー

講義のポイント
中枢神経系の可塑性:中枢神経系は環境調整や治療的介入によって変化します。
かつては非麻痺側を動かすのが通例でしたが、Dr.Nudoの実験などを通してリハビリテーションによる 運動皮質の可塑性が証明されて以降、麻痺側を動かそうとする流れができました。
ニューロネットワークが形成されているので、麻痺した方の手に刺激を入れることで 回路を使って新しいネットワークが形成されます。

午後からはまず先生が一つひとつ見本を示され、その後2人1組になりお互いの体を使って実施、 先生に見てもらったり再度先生に見本を示していただいたりしました。

伊藤克浩セミナー

仰向けに寝た状態から足・腕を左右片方ずつ挙げて、 次に肋骨を少し持ち上げられた状態で同様の動作ができるか試してみました。 後者の場合、動作が難しいことを実感!

伊藤克浩セミナー

仰向けに寝た状態で、両腕を肩甲骨方向に押された形で起き上がるのが難しいことを実感し、 その後、逆に腕を引き抜いてやると断然起き上がりやすいことを体感しました。
最後は麻痺側を下にして起き上がらせる練習です。この時のポイントは肩甲骨を外転させて肩甲骨が 胸郭よりも前に出ていること。そして非麻痺側の手を頭に下に持っていくこと。
起き上がるまでに何段階もの過程があり、始めは難しく感じた受講者の方も多かったようですが、 先生に個別に直接指導を受けて実施すると、驚くほど軽く起き上がらせることができたようです。


参加者の方の感想

・講義、実技ともにあり充実していました。
・難しかったけれど面白かった。
・他のリハビリテーション関係職の方の視点もあり、多くの視点から考えることができた。
・実技はあっという間に終わってしまい、しっかり覚えたことを活かせるよう続いてセミナーを受けたいと感じました。
・わかりやすい講義や具体的な実技を学べてとても勉強になりました。
・多くの実技内容があって楽しく学ぶことができました。明日からの臨床に生かせるよう日々努力していきます。

2017.03.13 【セミナーレポート】

ジャパンライム主催セミナー
これが今の臨床!~股関節疾患の症例検討~


2月26日に広瀬整形外科リウマチ科 永井聡 先生をお迎えしてセミナーを開催しました。
今回は、受講者の皆様にあらかじめオンデマンドでの動画講義を視聴していただき、 当日は実技を交えた講義を受講いただきました。

永井聡セミナー

最初に臨床での評価のポイントについての講義、梨状筋の触診と動きの変化についての実技に移り、 動作のポイントを解説後、二人一組のペアで行っているところを永井先生が質問にも答えながら指導いただきました。   腸腰筋についての講義後、触診の実技へ移り午前中いっぱい、実技中心に進められました。

永井聡セミナー

午後は画像から得られる情報についてからはじまり、講義主体で進みました。 保存療法を希望される方への手術を勧める状態・時期の見極めについて、 両変形性股関節症や右変形性股関節症等の各症例検討から解説いただきました。
次に人口股関節に関する説明、高リスクな手術についても言及されました。 手術後のリハビリ過程についても、動画を見せながら解説いただきました。

永井聡セミナー

内転挙上位になっている方の外転へのアプローチをサイドブリッジでの外転トレーニング等にて行う方法、 ロール状のものを踏込んでの前後傾、 左右バランスチェックを行う本日最後の実技指導となりました。 この中で股関節体操より効果的なトレーニングが紹介され、実際に全員で行ってみました。

永井聡セミナー

最後に、患者さんを中心にセラピストが仮説を立てて実施、検証していくことが大切、というメッセージで 締めくくられました。

今回はオンデマンドで予習動画を事前に視聴頂いたうえでセミナー受講していただき、 セミナー自体も撮影し、後日復習動画も視聴することが出来る、ジャパンライムならではのスタイルに好評を頂き、 是非今後も続けて欲しい等のご要望もお寄せ頂きました。


参加者の方の感想

・永井先生の話はわかりやすく、症例検討も面白かった。
・実技があり、予習・復習動画もあるのでとても助かり、臨床でも必ず活かせると思います。
・膝・腰でも同じような講習会を希望します。
・人数に対して一定の空間があり、良かった。
・経験を重ねても解剖学からの学習は一番大切だとあらためて感じました。

2017.02.24 【セミナーレポート】

ジャパンライム主催セミナー
肩関節が分かる!~肩関節の運動機能と評価について~


2月12日に昭和大学病院 理学療法士 主任の千葉慎一先生をお迎えしてセミナーを開催しました。
今回は、受講者の皆さまに予めオンデマンドで先生の講義を視聴していただき、 当日は実技指導を中心としたセミナーを受講していただきました。


千葉慎一セミナー

最初に肩関節運動の特徴2点について解説がありました。
一つは複数の関節が代償・補償し合っていること。
もう一つはどの方向から拳上しても最終的な肢位は一緒であること。
拳上における肩甲骨の運動、肩鎖関節における肩甲骨の運動、屈曲時の鎖骨の運動、 外転時の鎖骨の運動それぞれにおいて解説後、2人1組になってお互いに動きを確認しました。
続いて肩関節運動における胸郭の機能について説明がありました。


千葉慎一セミナー

肩甲骨間を固定したり肩甲骨が前に行かないよう固定したりすると腕が挙がらないことを確認し、 午後からは骨盤・下肢からの影響について骨盤の動きに対する上半身の対応、 屈曲運動における骨盤の運動、外転運動における骨盤の運動について解説していただきました。

千葉慎一セミナー

その後、疼痛誘発テスト、腱板の機能、肩甲上腕関節の筋力の評価、 レジステッド・テスト、肩関節屈曲における肩甲胸郭関節の可動域の確認、 肩関節外転における肩甲肩甲胸郭関節の可動域の確認、胸郭の動きに伴う体幹筋の活動などについて 実技指導をしていただきました。

千葉慎一セミナー

最後に運動療法の選択として、肩甲上腕関節の運動はピラミッドの頂点であり、 肩甲上腕関節の機能を高めたければ先ずは土台をしっかりと作る!ということでした。

今回は、予習として事前にオンデマンドで動画を視聴していただきました。 それによりセミナーでは実技指導を多く取り入れることができ、受講者の皆さまからは大変ご好評をいただきました。 なお、本セミナーも撮影しており、受講者の皆さまには復習用としてご覧いただけるようになっています。
映像を取り入れたジャパンライムならではのセミナーです!


参加者の方の感想

・内容は多かったですが、予習動画もあり内容が入りやすかったです。
・とても有意義な内容で明日からの臨床に役立つ内容でした。
・実技が多く理解が深まった。予習・復習動画があってより勉強になります。
・とても参考になりました。評価1日と技術(アプローチ法)1日でやるともっと良いと思いました。
・実技を多くとりいれたセミナーで先生も声をかけながら行ってくれたのでとても分かりやすかったです。 一度で内容を理解するのが難しい私にとって予習動画があったのがとても助かりました。
・関節どうしの関連や機能など実技を交えた講義でとても分かりやすかったです。

2016.12.16 【セミナーレポート】

ジャパンライム主催セミナー
オステオパシーの施術~頸椎へのアプローチ~


12月11日にNPO法人アトラス オステオパシー学院講師の土屋省吾先生、萩原健先生をお迎えして 「頸椎へのアプローチ」をテーマに、弊社では初のオステオパシーセミナーを開催しました。

オステオパシーセミナー

2人一組になり、個別指導を受けながら、午前中は各関節の位置を確認、 その後オステオパシーにおける検査、頸椎の可動性検査(側屈検査、回旋検査、平行移動検査、)環軸関節の検査、 後頭環椎関節の検査を行いました。

オステオパシーセミナー

模型を使った説明の後、実際にお互いの身体を使って確認。
午後からは、筋エネルギーテクニックの歴史、定義と目的、 METで用いる筋収縮の種類、弛緩について講義とデモンストレーションを行っていただき、 その後は2人一組で頸椎のMET、環軸関節のMET、後頭環椎関節のMETを実施しました。

オステオパシーセミナー

最後にストレイン・カウンターストレインテクニック(SCS)を紹介。SCSとは身体を最も楽な姿勢にもっていき、 固有受容器の異常興奮を停止、減少させることにより痛みを解放するテクニックです。
主要な圧痛点を見つける→モバイルポイント(最も楽な姿勢)を見つけ保持→中立点にもどすという手順を、先生の指導を受けながら実施しました。

今回は先生がお二人で少人数開催であったため、実技指導も充実しており、参加者の方々からも非常に好評でした。
開催日は未定ですが、次回開催も検討しております!

参加者の方の感想

・講師の方が2人いらっしゃって丁寧に教えていただけたため実技が分かりやすかったです。
・実技がメインで良かったです。
・個別指導がわかりやすく良かった。
・少人数で先生方に質問しやすくよかった。
・触診、検査の基礎をしっかり講義されて素晴らしかったです。

2016.10.20 【セミナーレポート】

ジャパンライム主催セミナー
脳卒中片麻痺者への理学療法アプローチ


2016年10月16日(日)に東京都江東区にある東大島文化センターに甲府城南病院の斎藤智雄先生、 高石みわ先生をお迎えして「明日からの臨床で活かせる!脳卒中片麻痺者への理学療法アプローチ」のセミナーを開催しました。



今回は受講者にはあらかじめ映像で概要を予習して来ていただき、当日は実技に時間を割きました。

内容は…
・脳損傷後の機能回復メカニズム
・感覚入力
・姿勢コントロール
・運動学習
・片麻痺者の特徴と治療(介入)
・急性期~回復期の特徴
・評価と治療の実際(症例)

概要
・脳卒中によって様々な機能障害が起こるが、神経回路が新しく構築されることで機能を回復させることができる。
 運動療法はこの中枢神経系の再組織化に対して効果を示すと考えられる。
・中枢神経系は環境の変化に順応し、環境調整や治療的介入によって変化していく。
・患者がセラピストに任せきりではなく能動的に動いてもらうことが重要である。
 効果を発揮するには、できるかできないかのギリギリの課題を設定するのがいい。
・患者さんに能動的に動いてもらうためには実際的で具体的な大きな目標を与えることも重要。
・大切なことは患者さんとの信頼関係。
 一緒に考え、評価と治療の実践が患者さんにも理解できたり伝わったりすることである。

実技の例



2人一組になり手の平を大きく使って肘を内外線しながら持ち上げる。
この時に患者(この場合は相手)の可動域に限らず、脈拍や暖かさなど様々な情報を得る。



体験実技
となりの人と身体の一部を接触した状態で、一緒に立つ。一緒に座る。
→骨盤の前傾・後傾を繰り返し、立つ準備ができたら立つ。続いて立位で前傾・後傾を繰り返し準備ができたら座る。



麻痺者の立ちあがらせ方の練習
自分の重心を低くし頭を相手の側部に密着させ足の位置、手の位置に注意しながら立ち上がらせる。



参加者の方の感想

・実技を豊富に取り入れていただけて分かりやすく、今後の課題も見つかりました。
 臨床に活かせていきたいと思います。
・とても勉強になりました。上肢についてもやってほしい。
・実技が多く実践的で良かった。
・事前学習の動画もあることで予習にもなり、講義も理解しやすくなるのでとても良かったです。
 苦手な脳神経の分野でしたが、とても分かりやすかったです。
・能動的に参加できるよう誘導していくことが大切だと分かったが、
 誘導方法のセラピストの身体の使い方や誘導方向が難しかったです。

2016.10.19 【セミナーレポート】

ジャパンライム主催セミナー
PNFを用いた腰痛へのアプローチ


2016年10月2日(日)東大島文化センターに国際PNF協会アドバンスインストラクターの市川繁之先生をお迎えして 「PNFを用いた腰痛へのアプローチ~急性期から回復期そして日常動作への応用~」セミナーを開催しました。



体にあるレセプター(感覚受容器)が刺激を受け取り、脳に信号を送ることによって、 逆に脳から神経を通って必要な筋肉を動かしますが、レセプターがつぶれていると信号が行かないため筋肉が働きません。 PNFは、まずレセプターに適切な刺激を与えて脳と神経・筋肉との連動を活性化させるという考え方です。

実際のアプローチについて先生が見本を示され、受講者は2人一組になってお互いに行い、先生に適宜アドバイスをいただいた。

・急性期のアプローチとして腰椎をまず屈曲・伸展(矢状面)、次に側屈(前額面)、そして最後に回旋を加えた3次元で動かしていく。 いずれも初めは他動的、そして介助を加えながら自分で動かしていくことで、筋肉をコントロールする動きを覚えさせていく。 回復期には、腰方形筋に圧を加え筋緊張を起こさせ、圧を加えるのをやめてしばらく待つことでリラクゼーションさせる。


テコの原理を使い、下肢や上部体幹を動かして腰椎の屈曲、側屈、回旋を同時に行っています。

・筋肉を伸ばしたり縮めたりすることで柔軟性をつけていく様子も示していただいた。 今回の受講者でモデルになってくださった方は朝の立位体前屈がマイナス20㎝ぐらいでしたが、 先生が背中の部位を押し、背中を丸めさせたり伸ばさせたりした結果、 セミナー終了時には手の平が床にべたっと着くまでになっていました。





参加者の方の感想

・充実した内容でもっと色々な事を知りたいと思うセミナーでした。
・実技が多く分かりやすかった。
・分かりやすく実技を教えていただき良かったです。PNFの考え方がよく分かりました。
・内容はとても理解しやすく具体的で良かった。PNFのコンセプトが理解できました。
・腰痛で悩んでいる部分があったのでとてもよい機会でした。

2016.09.16 【セミナーレポート】

ジャパンライム主催セミナー
人間の形態と機能から胸郭のメカニズムを考察する


2016年9月10日(土)に浅草橋駅から徒歩5分のところにある東京文具共和会館で、 「人間の形態と機能から胸郭のメカニズムを考察する」と題したセミナーを開催しました。 講師には文京学院大学の柿崎藤泰教授と、かつて昭和大学藤が丘病院で柿崎先生の上司であった山嵜勉先生をお迎えしました。


<人間の形態と機能と理学療法~形態構築アプローチ~>

講師:山嵜勉先生



お話は、今から約50年前、理学療法士に関する法律が公布施行されたという歴史から始まりました。 リハビリテーションは予防・治療に次ぐ第三の医療として登場しました。 リハビリテーションを治療の一部と考える人もいますが、 治療ではなく、訓練によって日常動作に必要な機能を獲得させることなのです。 理学療法士の登場で、今まで歩けなかった人が歩けるようになったのは当時としては画期的でした。 しかしそれ以降、理学療法士はあまり進歩していない気がする。とお話しされました。

そして次のような内容に入っていかれました。
人間は約700年前から直立二足歩行が始まったと考えられていますが、 形態変化とともに左右差が形成され左右対称ではなくなりました。 このことを踏まえ、自然立位形態から形態変化した場合、どのような問題が予測されるか、 体幹を形態移行させることで、四肢機能がどのように変化するのかを解説していただきました。

体幹の前額面、矢状面、水平面の形態の各変化に対して、 四肢の内外転、屈伸、内外旋の運動機能を規制、逆に各運動機能が各形態変化を構成する。 体幹の前方位、後方位、体幹の上端と下端の前方回旋位・後方回旋位、体幹の外側偏位・内側偏位にどの関節が優位になるか。



続いてアプローチの方法として、直接的な体幹の形態移行、上肢からの誘導、下肢からの誘導に加え、 視覚を用いた誘導、形態構築補助としてインソールの紹介がありました。



最後に、次のような言葉で締めくくられました。
患者さんに努力させるのではなく、私たち理学療法士が努力するんです。



<胸郭運動システムの再建法>

講師:柿崎藤泰先生



最初に全体的な概要を話されました。 胸郭運動システムは、呼吸器を運動器として捉える、という考え方で、 呼吸疾患、運動器疾患、中枢疾患などに応用できる可能性があります。 胸郭は、頸椎や肩甲骨、腰椎や骨盤と巧みに連携し、複合的に機能します。 したがって、胸郭形状の非対称性は身体機能に対し、様々な問題を引き起こします。 肋骨の配列を対称化することで身体機能を高め、個々に見合った日常生活動作の遂行を可能にします。

次に、学会で発表された研究結果も適宜紹介しながら解説いただきました。

Ⅰ 胸郭運動システムの異常
胸郭形状(肋骨の配列)の非対称性が身体機能に様々な問題を引き起こす。 対称的になっているのが最良な状態であるが、なかなかそういう人はいない。 片側に偏っている人は重心をずらすことで何とか重力に抗している。

Ⅱ 胸郭運動の特徴
第1~第6肋骨を上位胸郭、第7~10肋骨下位胸郭、第11~12肋骨を浮遊肋と言う。 上位胸郭と下位胸郭+浮遊肋が相反した動きをする、左右の胸郭+浮遊肋が相反した動きをする、 左上位胸郭と右下位胸郭+右浮遊肋が同じ方向で、右上位胸郭+左下位胸郭+左浮遊肋と相反した動きをする3パターンがある。 実験 上背部筋群―腹部全面筋群 上胸部筋群―腰背部筋群

Ⅲ 胸郭形状の発生要因
上半身重心を左方へ移動させることにより左側下肢の軸足機能を有効に活用できる。 この起源として地球上における進化の過程により獲得したと考えられ、 恐らく自転が関係しているのではないか、だから北半球と南半球で違ってくる。

Ⅳ 胸郭運動システムの基礎
胸郭表面でみられるUp,Down、運動連鎖、体幹の姿勢制御など

Ⅴ 胸郭運動の再建
左右差を減らすための方法を紹介いただきました。




受講者をモデルにデモンストレーションも行われました。


参加者の方の感想

・両先生とも以前から聴講したいと思っていた方々なので、大変満足です。 ・臨床で呼吸器疾患をみる機会があり、今回は胸郭の動きを理解してみたいと思い参加させてもらいました。
胸郭の動きを具体的に示して下さり、呼吸リハとは別に身体の形態・しくみを少し理解しました。
・形態構築・胸郭についての基本的知識を得ることができました。治療アプローチも興味深く、また研修に参加したいと思いました。
・2人の先生の講義を1日で聞けてよかったのですが、もっと聞きたかったので、今日のお2方の1日講義を別日にまた開催していただきたいです。

2016.08.09 【セミナーレポート】

ジャパンライム主催セミナー
実技(デモンストレーション)中心の肩関節周囲炎に対するセラピー


2016年7月31日、御茶ノ水の中大駿河台記念館285号室で山口光國先生によるセミナーを開催いたしました。
肩関節周囲炎に関する知識の確認として講義をしていただいた後に、実技(デモンストレーション)を行いましたが、 受講者がお互いの身体を使って肩の構造を確認したり模擬治療を行うなど、充実した実技セミナーとなりました。



講義では以下のような話がありました。
「肩関節周囲炎」は、肩鎖関節炎、腱板損傷、二頭筋腱炎など各種病態の総称であり、疼痛と可動域制限を伴う炎症性の疾患。
肩を揺らすだけで疼痛を訴える人も、タオルを握ったり衣服の肩辺りを掴むだけで痛みが減少・または消失する場合がある。

対応の基本的な考え方
①負担の原因は一つとは限らない。身体的因子だけとは限らず、正解を証明することは非常に難しい。
②各人の持つ能力には限界がありそれを変える事はできないが、邪魔をしている因子を排除することにより能力を最大限発揮することが可能になる。



2人一組になりお互いの体で胸郭上における肩甲骨の位置など各部位の確認をしました。



こちらは山口先生のデモンストレーションです。
受講者全員が見られるように2台のカメラとスクリーンを使って、 先生の手の置く場所や動かし方、先生と患者(役)の位置関係などを確認しました。

肩を持ち、腕を前後に振ってみる。
患者さんに圧迫感を与えて緊張しないよう近すぎない距離を保つ。
顔の前に立たないなど。



軽く肩に手を置く。置いた手を上げると肩がすいついてくる感じで。



肩甲骨を平行移動させてみる。重心点を中心に体の内側の方が下がり、外側が上がり。腕が挙がる。



上腕質量中心点と前腕質量中心点を近づける。



肩関節周囲炎は外傷以外、運動時の偏った負担が原因の場合もある。

最後は受講者の中から患者役を選抜。
山口先生のご指名で患者役となった方は、昔スポーツをやっていて可動域が狭くなっているそうです。
先生が臨床現場で行なっているセラピーを実演していただきました。


参加者の方の感想

・実技のポイントや見方のヒントを与えていただいた。
・明日からの治療の考え方を改めようと思います。
・実技が多く勉強になりました。難しいところが多かったですが、今後現場で活かしていきたいと思います。
・様々な実技、見立てが見られすごく有意義な時間でした。
・患者様に対しての触り方から学べてよかったです。
・実際に治療デモを見学できて、考え方からタッチまで大変勉強になりました。
・実技をモニターに映してもらいとても理解しやすかった。
・肩の基本から応用までとても勉強になりました。
・実技が多く体験しながら理解できたのでよかったです。
・視点が広がりました。
・自身の知識・技術不足を痛感しました。今回の講義の内容を活かして精進していきたいです。
・基礎的なところから先生の楽しい話をきけてよかったです。
・今後の考え方を改める機会になり良かった。質量重心点の話は非常に勉強になりました。
・基礎的な内容から入り、実技も十分見られて楽しいセミナーでした。

2016.07.27 【セミナーレポート】

ジャパンライム主催セミナー
変形性膝関節症の疼痛に対する理学療法


7月10日に福岡 天神クリスタルビルにて、「変形性膝関節症の疼痛における理学療法」セミナーを開催いたしました。
午前中は田中創先生に「器質的因子に対する理学療法」について、 午後からは西上智彦先生に「神経科学的心理社会的因子に対する理学療法」について講演をしていただきました。

午前の講演では、田中創先生に次のようなお話をしていただきました。


変形性膝関節症の疼痛に対する理学療法

「疼痛に関連する因子」
・腰痛→腰椎前弯の減少→上半身が前方に→重心を戻そうと骨盤後傾→膝関節屈曲位、
逆に膝関節症性変化→上半身が後方に→重心を戻そうと股関節屈曲→腰椎前弯の減少
という場合もあり、膝単独ではなく全体でみる必要がある。また膝OAは継続的にかかわらないといけない。
・膝OAの痛み→局所の異常による侵害入力。機会的刺激の変化と炎症に大別される。
炎症は軟骨の小さな破片が膜の中に生じることで起こる。
・腰痛は自発痛、膝痛は誘発痛であり関与する脳の領域も異なる。
・ネガティブな考え方の人は、痛みを強めることになりかねないため、患者さんと話す時は痛みにフォーカスするより痛みによって何ができないのかにフォーカスした方が良い。

「理学療法評価と治療」
・愁訴の再現性がある場合→膝関節局所の規則性を把握し、次に関与する他因子を抽出し、治療・セルフマネージメントにつなげていく。
・運動、筋力強化、減量は膝痛改善に効果的である。
・運動そのものではなく、運動感覚を共有することが大事。それによって患者さんがやり方を忘れてもセルフマネージメントが可能になる。

変形性膝関節症の疼痛に対する理学療法

午後は西上智彦先生による神経科学的、心理社会的因子に対する理学療法についての講義です。


・膝OAに関連する痛みには、肥満、軟部組織、生活様式、認知的要因など様々な要因が関与する。
・レントゲンでみると、左足の膝に隙間がないが、右足の膝には十分な隙間がある場合でも両足の膝が痛いと訴える場合もある。
・様々な要因があるためスクリーニングが必要。
・スクリーニングのためのツールとしてCSIがある。それにより早期から認知行動療法など適切な治療戦略の実現が可能になる。
・患者がよくならないとPTが自分を責める。
・運動と痛みは恐怖条件付けで結びつく(痛みよりも、痛みを伴う運動そのものが恐怖を惹起する)
・「気にするな」と言っても意味がない。気にしてしまう人には「気に仕方」を教える。
・他人から見ると良くなっているにも関わらず、本人は良くなっていないという場合がある。その場合は撮影したものを見せ、認識との乖離を確認させることも必要。
・運動のやり過ぎで疼痛が憎悪すると全く動かなくなることがあるため、患者さん自身に運動量を決定してもらうことも必要。


最後はお二人の先生による質疑応答。様々な質問にお答えしていただきました。


変形性膝関節症の疼痛に対する理学療法

主な質問項目
・患者さん自身にも改善努力をしてもらうためにはどうしたらいいか。
・(西上先生が1年間オーストラリアに留学されていたことから)オーストラリアと日本の違いは?
・患者さんによっては痛みのあるところを言ったら、そこをマッサージしてくれると思っている人がいるが、どう対応したらいいか。
・軟骨がぼろぼろでアプローチが難しい場合はどうしたらいいか。
・術後、痛みが出ることを事前に伝えておくべきか。
・膝OAに関して、今回の西上先生のような話は珍しいと思うが海外ではどうか。



参加者の方の感想

・疼痛に対し様々な視点からの評価を知ることができ、臨床に非常に役立つと感じました。
・器質的な面では勉強になることが多く今後に活かしていきたいと思いました。心理的な面は慢性痛に対してはまだ難しい部分も多く、勉強していきたいと思います。
・とても勉強になりました。自分の興味のある内容だったので早速評価法なども取り入れたいと思いました。
・患者さんが訴える痛みと、自分が捉える痛みの差で悩んだことがあったが、今回学んだことを臨床で活かして解決していきたいです。
・器質的な面と認知的な面の両方の重要性を知り、これから臨床に活かしたいと思います。


~ 主催者から ~

概ね好評をいただきましたが、資料にないスライドもあったとのご指摘がありました。
講師の先生方と事前によく打ち合わせ、可能な限り配布できるように努めてまいります。
ジャパンライム セミナーを今後ともよろしくお願いいたします。

2016.07.22 【セミナーレポート】

ジャパンライム主催セミナー
運動連鎖を応用した動作分析


7月3日、関東労災病院中央リハビリテーション部主任理学療法士の園部俊晴先生をお招きして、
「運動連鎖を応用した動作分析」というテーマでセミナーを開催いたしました。

講演では、まずこのようなお話がありました。
仮説検証が基本だが、仮設を立てるに際の臨床推論には3つがある。
①組織学的推論
②力学的推論
③神経学的推論 

理学療法士として姿勢や歩行をみる場合、骨関節形態の特性をみて、それぞれどこに負担がかかるか予測しますが、 そのためには、力学(モーメント)を理解しておくことが重要です。 講演では、上半身、下半身を一つのブロックとみなす図で詳しく解説していただきました。

運動連鎖を応用した動作分析

受講者全員が立ち上がり、上半身を前傾させた際のモーメントを体感しました。

続いて、以下の内容をグラフや動画を交えて解説していただきました。

歩行の基礎知識と運動連鎖
歩行周期と倒立振子理論
歩行時の各関節の動きと運動連鎖
障害を引き起こす「主要な問題点」
モーメント、関節肢位、時期
「立位・足踏み評価」と「歩行分析」

この中で「とにかく主要な問題点をカルテに書いていくこと」がトレーニングになることを強調されていました。

午後からは理学療法への展開です。
「歩行分析そのものは目的ではない。主要な問題点を見つけ、主要な問題点と歩行分析で捉えたものがどのように関連しているのかを考察し、 治療への仮説を立てる。そして検証として治療を施行し、その結果で仮説が正しかったのかの仮説検証の繰り返し作業が大事である」というお話をいただきました。


最後には、運動療法の考え方として、皮膚誘導の原則 座位の運動療法 体幹の意義、ストレッチ効果の理由、歩行指導、倒立振子理論の歩行指導などについてお話しいただきました。

運動連鎖を応用した動作分析
運動連鎖を応用した動作分析


参加者の方の感想

・頭にすっと入りやすいお話でとても勉強になりました。
・先生が実際に行っている方法を分かりやすく教えていただけて良かったです。
・内容は難しかったがキーポイントを話していただいたので良かった。
・園部先生の話は大変分かりやすかったです。より臨床に対する意欲が沸きました。
・大変参考になり、臨床に生かしていける内容でした。また実技(歩行)なども多く良かったです。
・その場で評価、治療を見ることができ、座学だけではなかったため良かったと思います。

2016.05.25 【セミナーレポート】

ジャパンライム主催セミナー
PT/OT/ST(セラピスト)のための人間力向上セミナー
~見えていない自分に気付き、自分のコントロール法を見つけよう!~


今回は江東区総合区民センターに文京学院大学の福井勉先生と、バリアフリー倶楽部の山口美和先生をお迎えして、 「PT/OT/ST(セラピスト)のための人間力向上セミナー ~見えていない自分に気付き、自分のコントロール法を見つけよう!~」 というテーマのセミナーを開催いたしました。

人間力向上セミナー

福井先生からは、前後半の二回に分けて、「新しいこと」と「人のために」というキーワードで、 『尻穴拡大方法』と称した福井先生ならではのユニークなテーマでメタ認知能力の重要性について講演していただきました。
「素晴らしい臨床家」と「その逆の臨床家」の3つの特徴をふまえて、 先生が考える「尻穴大人間」の特徴として下記の3点について述べられました。

第一の特徴:人のことが優先される<利他主義>
第二の特徴:新しいことをする<創造性>
第三の特徴:意志力が強い<意志力>

人間力向上セミナー

その他、「新人が陥りやすい罠」、「部活と同じだ理論」などユニークなお話が続き、 自分の進むべき方向が分からなくなった時に、どのように考えて具体的に何をすればよいか、 先生ご自身のエピソードを交えながら熱い講演が展開されました。

人間力向上セミナー

山口先生は、「医療者としての自己開示」の重要性や、相手との会話の中で非言語的情報をどれだけ得ることができているか、 など医療職者として非常に重要なことをお話しいただきました。

人間力向上セミナー
人間力向上セミナー

両先生方に共通する重要なポイントのひとつとして、“自己肯定感”が挙げられます。 他人があまり気にならなくなるということ。これは簡単なようで非常に難しいことです。 他人と比べて羨んだり落ち込んだり、限られたエネルギーをそういった[感情]にばかり使っていては、 人生はあまりにも味気ないものになってしまうのではないでしょうか。

はじめは少し抵抗感があったグループワークも、時間が経つにつれて様々な意見が飛び交うようになり、 自分自身を「メタ認知」する視点が養われる有意義な場になったようです。

技術系の講習会が多く開催されている中で、このような講習会はまだまだ少ないように感じます。 どのような素晴らしい技術や考え方も、自分が「取り込まれて」いては習得への道程は遠のくばかりです。 自分自身に「取り込む」ことこそが重要であり、そのためにはどうすればよいか。 そういったこともひとつの技術として意識し、実践できるかどうかで、 今後のセラピストとしての生き方が大きく変わってくるのではないでしょうか。


参加者の方の感想

・ワークショップが多く、グループの方との関わりを通して沢山の気付きを得ることができました。
・普段聞けない内容だったので、非常に新鮮でした。
・魂のこもったお話、心に響きました。
・メタ認知について、自分自身について、深く知るきっかけになりました。

2016.04.28 【セミナーレポート】

ジャパンライム主催セミナー
『脳血管障害片麻痺患者の評価と治療』


今回は江東区文化センターに関西医療大学の鈴木俊明先生をお迎えして、 「脳血管障害片麻痺患者の評価と治療~筋緊張検査とそのアプローチを中心に~」のセミナーを開催いたしました。 以前より先生のセミナーに参加している方や、今回はじめての方、遠方よりいらっしゃった方など、多くの方々にご参加いただきました。

鈴木俊明

講演では、筋緊張について以下の項目を詳しく説明していただき、 随所で隣の人同士で話す時間をとり、受講者の理解度を確認しながら丁寧にすすめていただきました。

・筋緊張異常の要因
・痙縮、痙縮の要因に関する病的生理
・「筋緊張」という用語について
・一次的障害に対する検査 動作時筋緊張 深部腱反射
・二次的障害に対する検査 静止時 他運動における筋緊張
・Modified Ashworth Scaleにおける+1評価の非常にすぐれた表現


<強調されていた点>

①筋緊張異常には、痙縮、筋強剛、弛緩などの一次的障害と筋短縮、皮膚短縮や筋力低下などの二次障害があること。
②患者さんの筋力は低下していると思われるがMMTでも筋緊張と区別することはできないので、全て含めて「筋緊張」という言葉を使う。

午後は検査の実践を交えながら、参加者自身も実際に身体を動かしながら講義がすすめられました。

鈴木俊明

4人1組になり、1人の左右の上腕二頭筋を他の3人が順に視認、そして指腹で圧をかけることで左右どちらが緊張していると思うかを発表しあいました。 3人の答えが同じならとりあえず正解、1人でも違う場合は先生に正解を教えていただきました。なかなか正解とならず、参加者の皆さまは訓練の必要性を感じたようです。


<ポイント>

筋緊張検査は非麻痺側と比較するのは良くない。健常者と比較すること。
座位での骨盤操作時における筋緊張検査→腹斜筋を触って左右に体重移動させてみると移動させた方向と反対側が緊張するはず。

評価に続いて、いよいよ治療の話に移りました。
<筋緊張が亢進している筋にはストレッチとリズミカルな運動を行うことが必要で、反対に低下筋はリズミカルに動かしても筋緊張は増加していかない。>

鈴木俊明

筋の緊張を緩めるためのデモンストレーションと練習を行いました。
上腕二頭筋のストレッチを、先生のデモの後に2人1組で行い、先生にはそれぞれ指導していただきました。

鈴木俊明

骨盤を下げる時は、なでることによって下がる(下げようとすると抵抗が働く)なども実践。
実技も盛りだくさんで、活気のあるセミナーとなりました。


参加者の方の感想

・わかりやすくて、実技も含め有意義でした。セミナー意欲・PTとしての向上心が高まりました。
・短い時間の中でも濃い内容の講義で良かったです。今後の治療に生かせそうです。
・今まであいまいだったところを運動学的に詳しく教えていただけました。
・休み時間まで丁寧に教えてく下さりありがとうございました。分かりやすくてすぐに臨床で活かせる内容でした。
・筋緊張について詳しく学べてよかった。細かいところまではなかなか自分で学べないのでよかったです。

2016.03.11 【セミナーレポート】

ジャパンライム主催セミナー
『足部機能と運動連鎖 ~入谷式足底板に基づいた考え~』


平成28年3月6日 亀戸文化センターにて、岩永竜也先生のセミナーを開催しました。
岩永先生のセミナーは、ちょうど一年前に開催した際に満員となり、もう一度開催してほしいとの声が多く、この度2回目の開催に至りました。

講師の岩永竜也先生は、理学療法士2年目で入谷誠先生と出会い師事を仰ぎ、現在までに3千足以上の入谷式足底板を作製されています。
午前中は、その20年以上の臨床経験、入谷先生からの教えから導き出された『結果を出す入谷式足底板』を作製する上で重要な以下の5つについてお話しいただきました。

「直接的評価の精度」
「障害部位とメカニカルストレスとの関連」
「足部機能解剖と運動連鎖」
「動きと各誘導との関連」
「目的を持った動きを作る」

  • 岩永竜也


午後は「足部パッドを用いた動きの制御」を行いました。
自分の足の下に厚さ0.5mm,1mm,3mmのパッドを敷き、他動骨盤回旋テスト(前方・後方・内側・外側・前方回旋・後方回旋)自動体幹回旋テストを行います。 たった1mmの厚さのパッドを足に敷くだけで、自分の動きが制御されていることを体感することができますが、効果的な厚さやパッドをあてる位置は人それぞれ違います。 なぜ違うのか、参加者の足を例に岩永先生の評価・誘導、歩行分析を解説していただきました。 足底板を削ることができなくても、足部パッドを使って患者さんの動作・姿勢に介入することが可能なことを学ぶことができました。

  • 岩永竜也
  • 岩永竜也


参加者の方の感想

・薄いパッド一枚で動きや姿勢を変えることができたというのが楽しかった。
・実技が多く、臨床での考え方にとても役立つ内容でした。また、具体例や臨床での様子がたくさんあり理解しやすかったです。
・足底板を作成しなくても変えることは色々あるということを知り、今後の臨床でも生かしていきたいと思いました。
・距骨下関節、骨盤における評価から介入まで学ぶことができて良かったです。
・足底板の基礎を学べ、運動連鎖のイメージができた。
・インソールを使用する上で、必要な新しい評価を学べたのでよかったです。

2015.12.29 【セミナーレポート】

ジャパンライム主催セミナー
『なぜ投球障害肩が起きるのか?』


2015年12月23日に、ジャパンライム主催セミナー『なぜ投球障害肩が起きるのか?』を開催いたしました。
2015年最後となる今回のセミナーは、各界のスペシャリスト達による貴重な講演でした。
理学療法・整形外科・スポーツ運動学の視点で投球障害肩の病態、治療、傷害発症のメカニズムについて講演していただき、 理学療法士の方だけでなく、投球障害肩に携わる多くの方々にご参加いただきました。


「投球障害肩の診断と治療」

講師 筒井 廣明 先生
昭和大学藤が丘リハビリテーション病院 スポーツ整形外科 教授


筒井先生は、「病態」、「診断」、「治療」をキーワードにして、特に「病態から発生機序を考える」という内容に重点を置いてお話しいただきました。 診断から治療の展開について、「病態から機能的な問題を考える、病態から病態発生のストーリーを考える、病態から考えた病態発生のストーリーを変える。」このように表現されていました。 投球障害肩の病態は多岐にわたり、痛みの感じ方も病態によって異なります。診断・治療を行うためには、病態の理解が非常に重要なのです。

また、診る側の思い込みが、肩の障害を起こす要因となり得ることについても言及されました。 「ボールリリース時に肩関節は屈曲位?伸展位?」、「加速期からボールリリース時に肩関節は140°位の外旋可動域が必要?」、 「投球側のほうが筋力がある?」、「野球選手なら片脚起立くらいできる?」このことについて研究結果等から解説していただきました。皆様はどのように考えるでしょうか?

筒井廣明






「投球障害肩の動作・バイオメカニクス」

講師 矢内 利政 先生
早稲田大学 スポーツ科学学術院 教授


矢内先生には、力学的な視点で投球障害肩について講演していただきました。 動作分析では、動きを客観的に捉えられるようにデータを収集し、 障害の原因となる動き、そこに隠れる“何か”を診ていきます。 そのために必要となる知識、運動連鎖と投球動作のバイオメカニクス、投球時の肩・体幹の運動、 肩に障害リスクをもたらす投球動作などについて、様々なデータをもとに解説していただきました。



「投球障害肩に対するコンディショニング」

講師 山口 光國 先生
セラ・ラボ代表 理学療法士 健康心理学修士


山口先生には、投球障害肩に対して理学療法にできること というキーワードで、 「すべきこと」、「できること」を具現化するセラピストの役割について講演していただきました。
患者さんを診るということは、このテストをしたらこのことが分かる、という単純なものではなく、 セラピストがどのような情報を、どのように集め、どのような視点で、どのような解釈を持ち、 どのようにそれを検証するかがポイントだとお話しされました。 患者・選手と接する上で大切なことは「人をみる」という意識。これは、投球障害だけではなく、 リハビリテーション全体に言えることであり、患者がなにを訴えているのか、話を聞くことが大切なのです。

山口光國






「ディスカッション」

山口光國先生・矢内利政先生による参加者との質疑応答

山口光國・矢内利政




参加者の方の感想

「とても勉強になりました。先生方それぞれの観点が興味深かった。」
「動きの制限などに対して、どういう考え方をするかというのが参考になりました。」
「人をみれるPTになれるよう今後意識していきたいです。」


今回のセミナーはDVD化が決定しております。 また、来年も山口光國先生のセミナーや、山嵜勉先生・柿崎藤泰先生など、臨床に活かせるセミナーを企画しています。 詳細は追ってご案内いたします。

2015.07.15 【セミナーレポート】

ジャパンライム主催 理学療法士向けセミナー
体の根幹を知る~基本的なことを考えよう~

7月5日 中央大学駿河台記念館にて、ジャパンライム主催の理学療法セミナーを開催いたしました。
今回のセミナーのテーマはズバリ「体幹」です。頭頸部・胸郭・腰椎の特徴や評価方法を、各部位のスペシャリストである3名の先生方に講演していただきました。100名以上もの方々にご参加いただき、大盛況のうちに終了しました。


セミナー

第一講座 講師:多々良大輔

テーマ「腰椎変性疾患における理学療法―基本的検査の意義を再考する―」
最初の講演は、全国各地で講演されている福岡志恩病院リハビリテーション部部長 多々良大輔先生です。
まず、多々良先生は「昔と違い、様々な情報を手に入れることができる今の理学療法士は、情報を整理し、取捨選択することも大変なので、 今日の話もこういった考え方があるんだなというような、1つの入り口として聞いてください」と話されました。
基本的検査や疼痛の種類の解説のほかに、腰椎椎間板ヘルニアの臨床例を示しながら、診断、画像所見、治療プログラムの考案をどのように行っていったのかを 一つひとつ分かり易く講義していただきました。
多々良大輔


セミナー

第二講座 講師:上田泰久

テーマ「基礎から学ぶ 頭頸部の理学療法」
二番目の講演は、文京学院大学 保健医療技術学部 理学療法学科 助教の上田泰久です。
まずは上位頸椎・下位頸椎の構造や、椎間孔・神経根の特性からみた神経症状、神経根の構造など、機能解剖学的な解説をしていただきました。
その後は、運動療法を実施するにあたって重要な、頭頸部に関するリスク管理、座位姿勢と頸椎の病態運動、姿勢・動作に対する介入ポイントまで、これを聞けば基礎の基礎はバッチリ!というご講演でした。
ただ講演を聴くだけではなく、時には参加者全員で一緒に、ときには参加者同士で実際に触って確認しながら理解を深めていきました。
上田泰久


セミナー

第三講座 講師:柿崎藤泰

テーマ「胸郭運動システムの再建法 ―呼吸器を運動器として捉えた理学療法―」
最後は、文京学院大学 保健医療科学研究科 教授の柿崎藤泰先生です。
いま関心の高まっている「胸郭運動」について、その特徴や胸郭運動システムの概要について解説していただきました。 胸骨の前傾、後傾を確認するテスト、前方化・後方化を促す介入方法、骨盤運動と胸郭運動の運動連鎖などを、 スライドだけでなく、骨モデルやモデルの方で動きを見せながら、分かりやすく解説していただきました。
盛りだくさんの内容を90分にぎゅっと詰め込んだ、非常に濃い講演となりました。
柿崎藤泰


セミナー
・難しい内容もありましたが、とても参考になりました。
・呼吸器疾患に対するアプローチに、今回の柿崎先生の講義を活かせたらと思います。
・内容が盛りだくさんでしたが、その分一人ひとりの先生の時間が足りないように感じました。
・とても勉強になりました。明日から活用できれば…!と思います。
・もっとスライドを見やすくしてほしい。マイクの音質もイマイチ。
・日々の業務に忙殺され、つい忘れがちになってしまう基本的で大切なことを思い出して、ハッとさせられました。
・今回、3講座と大変有意義な時間を過ごすことが出来ました。患者様の評価の仕方など、様々な部分を教えていただき、非常に勉強になりました。
・実技をするには狭かったので会場がもっと広いと良かったです。


アンケートにご協力いただきありがとうございました。
今回いただいた貴重なご意見を、今後のセミナーに活かしていきたいと思います。


セミナー
今回のセミナーは、ジャパンライムオンデマンドサービスにて順次配信いたします。
医療見放題コースまたはPTセミナーアーカイブスコースにご登録いただくと視聴することが出来ます。
詳しくは、JLCオンデマンドをご覧ください。

2015.03.17 【セミナーレポート】

ジャパンライム主催 理学療法士向けセミナー
岩永竜也 『足部機能と運動連鎖 ~入谷式足底板に基づいた考え~』

平成27年3月8日 インターリハ株式会社にて岩永竜也先生のセミナーを開催しました。
岩永竜也先生は、入谷式足底板インストラクター・身体運動学的アプローチ研究会の役員を務められており、 今回のセミナーでは、入谷式足底板の基礎をわかりやすく解説していただきました。

午前中は座学、午後に実技という形で足部機能と運動連鎖、入谷式足底板に基礎について講習をしていただきました。 午前中の座学講義では、岩永先生の考える、「結果を出す入谷式足底板」を作成する上で重要な、5つの点についてお話しいただきました。

・直接的評価の精度
・障害部位とメカニカルストレスとの関連
・足部機能解剖と運動連鎖
・動きと各誘導との関連
・目的を持った動きを作る

午後の実技では、「パッドによる動きの制御」のテストを行いました。
自分の足の下に厚さ1mm,3mmのパッドを敷き、他動骨盤回旋テスト(前方・後方・内側・外側・前方回旋・後方回旋)自動体幹回旋テストを行います。 足のどの部分にパッドを敷くと動きを制御できるか?その厚さは?など自分で体感しながら、入谷式足底板の基礎の部分を学ぶことができる実技講習となりました。


  • 岩永竜也

~受講者の声(アンケートより抜粋)~

・とてもわかりやすく雰囲気も良かった。また続きがあれば参加したいです。
・実技が多く大変勉強になった。



ジャパンライムでは、今後も理学療法士の方向けに様々なセミナーを開催してまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。


↓↓ジャパンライム主催セミナー情報はこちらから↓↓

http://japanlaim.com/seminar/

2015.03.06 【セミナーレポート】

ジャパンライム主催 理学療法士向けセミナー
講師:山口光國 「肩関節周囲炎についてとことん考えよう」


平成27年3月1日 中央大学駿河台記念館にて山口光國先生によるセミナー「肩関節周囲炎についてとことん考えよう」を開催し、 肩関節について真剣に考えたいという、熱心な受講者の方々にたくさんお集まりいただきました。

  • 山口光國02
  • 山口光國03
今回のセミナーは基本的に座学講義という形で、肩の構造・痛み・患者さんとの接し方などについて解説していただきました。 肩の構造のお話では、受講者が2人1組となって実際に相手の肩を動かしながら確認していきましたが、 そこでは、以下の3つ課題が出されました。

①下垂位での肩関節における外旋可動域を確認しよう
②下垂位での肩関節外旋運動における関節の柔軟性を確認しよう
③下垂位での肩甲上腕関節における外旋可動域を確認しよう


山口先生は、「僕は動く範囲をみてるのではなく、動きの質をみています。 肩の特徴を考えれば、動きの幅ではなく、動かしている間に何が起きているのか、どのような変化があるのかが重要だと分かりますね。途中が大事なんです。」とおっしゃっていました。
肩の動きをみる、というのは誰しもが行なっていることですが、 今まで何となく行なっていた方にとっては、はっきりと意味を持たせる重要なポイントとなりました。 受講者の方々は改めて肩関節の動きや柔軟性について深く考えるきっかけとなったことと思います。

  • 山口光國04

―山口光國はテクニックや知識だけの男ではありません―


患者さんとの接し方のお話では、「患者さんをリラックスさせ、コミュニケーションを上手にとることで、本当に治療に必要な情報を引き出すことができます。その環境を作り出すのもセラピストに必要な能力なんです。」とおっしゃられました。 そこでは、患者さんの心理的緊張を取るためのタッチング法について解説していただき、受講者の方々も熱心に取り組んでいらっしゃいました。


~受講者の声(アンケートより抜粋)~

☆奥が深く、考えさせられる事が多かったが、1つひとつ分かり易く教えていいただき、感謝しております。
☆自分の臨床の取り組み方を見直すいい機会になりました。
☆楽しく学ぶことができ、また、すぐに臨床で活用できる内容だと思いました。


今回のセミナーを収録したDVDの販売を予定しております。セミナーに参加できなかった方や興味をお持ちの方は是非お求めください。 また、参加者の方にとっても復習用としてご活用いただけると思います。
さらに、山口先生は今年の12月23日にセミナーが決定しております。詳細は決まり次第ご案内をさせていただきます。
よろしくお願いいたします。


山口 光國 実技・解説DVD

ME115-S 山口光國の「肩のセラピー」実技編
ME96-S 山口光國の「肩関節障害に対する理学療法」

2014.10.10 【セミナーレポート】

柿崎藤泰先生「胸郭運動システムの再建法」

10月5日、江東区総合区民センターにて、ジャパンライム主催のセミナーを開催いたしました。今回のテーマは「胸郭」
講師に文京学院大学理学療法学科教授の柿崎藤泰先生をお迎えし、「-呼吸器を運動器として捉えた理学療法-胸郭運動システムの再建法」と題した講義を行っていただきました。
「人の胸郭には大なり小なりうねりがあり、それをニュートラルな状態に戻すということが大事である」と柿崎先生はお話しされ、 受講者は2人1組になり、座学と実践を交えながら充実したセミナーとなりました。

講習内容
1胸郭運動の特徴
2胸郭運動システムの概要
2-1肋骨アライメント
2-2肋椎関節の剛性
2-3肋骨と椎骨との運動連鎖
2-4胸郭表面に生じるUndulationの発生原因
2-5骨盤帯と胸郭の運動連鎖
2-6体幹での姿勢制御による胸郭形状と腰方形筋との関係
2-7下位胸郭の内方化
3評価の視点とその解釈(胸郭のNeutralization)
3-1左側広背筋の活動
3-2肩甲帯からの介入1~3
3-3体幹の捻転運動を利用した方法


簡単なものになりますが、セミナーの様子を一部ご紹介します。

胸郭運動の特徴

被験者の胸骨柄と剣状突起に手を当て、胸式呼吸(吸気)を行い、胸椎長軸に対して前傾するか後傾するかを評価し、平行に動くようにするための実践を行いました。
前傾・後傾は、股関節が内旋するタイミングに関わります。前傾タイプの場合には、伏臥位でベッドと体の間にゴムボールを第2・3肋骨に入り込ませ後方化を促し平行に導いていく、というものになります。


肋骨アライメント 胸郭表面でみられるUp,Down Undulation(うねり)

上位肋骨と下位肋骨が相反的な運動を呈するという関係と、確認のため、境になる第6肋骨と第7肋骨を実際に触り、それぞれ回旋する方向の確認を行いました。 また棘突起の向いている方向も連動するため同じように触り確認しました。


左側広背筋の活動による胸郭のNeutralization

仰臥位の被験者の右側に立ち、ベッドと左第7肋骨体と後腋窩腺部の接点にゴムボールを挿入します。
右手で小指球を牽引、左手で被験者左肩に圧を加え肩甲骨を内転させることで、左側広背筋・左腰方形筋が主観的に動き胸郭をニュートラルの状態にできることを実践しました。


  • 柿崎藤泰セミナー01
  • 柿崎藤泰セミナー02


受講者の皆さんからは「質問しやすい受講環境なので楽しく受講できた。」「自分の悩んでいた部分が聞けて良かった。明日からの臨床に生かしたい。」「内容が濃く勉強になった。 第2弾第3弾も開催してほしい。」といったご意見・ご感想をいただきました。



ジャパンライム主催 セラピスト向けセミナーの予定
詳細が決まり次第、お知らせします。

2015年
3/1(日)「肩関節周囲炎についてとことん考えよう」(座学)
                講師:山口光國 
                場所:東京(会場は未定)

3/8(日)「足部の機能と運動連鎖」(座学と実技)
                講師:岩永竜也
                場所:インターリハ(東京都北区上中里)

4/19(日)「園部・入谷が考える歩行」(座学)
                講師:入谷誠、園部俊晴
                場所:日本教育会館(東京都千代田区一ツ橋)



セミナーに関するお問い合わせ先
ジャパンライム株式会社セミナー事業室 担当:勝見

TEL. 03-6865-1027
FAX. 03-5800-5156
mail: info@japanlaim.co.jp

2014.10.10 【セミナーレポート】

上田泰久先生「頸椎の機能解剖と運動療法」

9月28日 亀戸文化センターにて、ジャパンライム主催の理学療法セミナーを開催いたしました。
今回のテーマは『頸椎』。講師に文京学院大学の上田泰久先生をお迎えして、機能解剖と運動療法について講演していただきました。 受講者が2人1組になり、実技指導を交えながら基本編約3時間、昼食を挟んで応用編2時間。
非常に内容の濃いセミナーとなりました。


基本編では下位頸椎に関する理論と実践として、受講者がお互いに頸部の下関節突起の確認、椎体間関節の評価治療として牽引・軸圧を加える、 腕神経叢・腋窩・筋皮・橈骨・正中・尺骨神経の触診と絞扼部位を指で確認していきました。

応用編では上位頚椎の機能解剖と頭痛の病態として先生の臨床から得た有効な療法の実践や、僧帽筋・頭半棘筋・後頭下筋群の筋リラクゼーションを行いました。 また、脊柱の回旋障害の評価と治療として上位胸椎・上位頸椎のアプローチを試み、下行性への改善を促す実践を行いました。

  • 上田泰久セミナー01
  • 上田泰久セミナー02

頚部の骨や筋肉のつき方は人それぞれ異なり、細かったり奥まっているため、見つけにくい場合には上田先生に直接見つけていただきました。 受講者の皆様からは「難しかったけれど身に付いた。」「あっと言う間に時間が過ぎてしまいもっと時間が欲しかった」という意見・感想をいただきました。

ジャパンライムでは、今後もセラピスト向けに様々なテーマでセミナーを開催してまいりますので、ぜひご期待ください!


ジャパンライム主催 セラピスト向けセミナーの予定
詳細が決まり次第、お知らせします。

2015年
3/1(日)「肩関節周囲炎についてとことん考えよう」(座学)
                講師:山口光國
                場所:東京(会場は未定)

3/8(日)「足部の機能と運動連鎖」(座学と実技)
                講師:岩永竜也
                場所:インターリハ(東京都北区上中里)

4/19(日)「園部・入谷が考える歩行」(座学)
                講師:入谷誠、園部俊晴
                場所:日本教育会館(東京都千代田区一ツ橋)



セミナーに関するお問い合わせ先
ジャパンライム株式会社セミナー事業室 担当:勝見

TEL. 03-6865-1027
FAX. 03-5800-5156
mail: info@japanlaim.co.jp