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バックナンバー:2016年 01月

2016.01.12 【新作DVD】



商品番号:ME188-S
作品分数:60分
販売価格:¥8,000(税別) 全1枚


  • 荒木 秀明

    実技・解説:荒木 秀明


    日本臨床徒手医学協会 代表
    理学療法士

☆最新レビューに基づく正中化の理論と実際!
☆疫学と臨床の観点から骨盤帯・脊柱の“非対称性”を知る!
☆意識下でのリリース手技、モビライゼーション手技、マッスルエナジー手技を実技で分かりやすく解説!



  • 荒木 秀明
  • 荒木 秀明
  • 荒木 秀明



骨盤帯および脊柱が解剖学的に非対称であるということは、多くの報告からも明らかです。 そのため、非特異的腰痛症の治療にあたっては、まず骨盤帯と脊柱を正中化し、 その後に疼痛誘発テストや他動運動テストで障害要因を特定し、適切な積極的安定化運動を指導していくことが必要となります。

このDVDでは、骨盤帯および脊柱の非対称性について、疫学と臨床の観点から解説していきます。 鑑別にあたっては、従来行っていた腰部・骨盤帯への触診では再現性が低いということが数々の論文から読み取ることができます。 ここでは、可動性の非対称性に着目し、圧痛点と自動運動を中心にした鑑別方法をご紹介します。 さらに、正中化の実際として、リリース手技、モビライゼーション手技、マッスルエナジー手技を実技で解説。 臨床では、これらを症状に合わせて用いることになります。

骨盤帯および脊柱正中化は、評価フローチャートの最初の段階にあたり、非常に重要です。 次の段階となる、疼痛誘発テストや積極的安定化運動については、『ME130-S 非特異的腰痛症に対する積極的安定化運動の理論と実際』で解説しておりますので、 今回のDVDとあわせてご覧いただくことで、非特異的腰痛症に対する理学療法を より深く学ぶことが出来ます。





■骨盤帯および脊柱非対称性:疫学と臨床
■骨盤帯非対称性の鑑別方法の実際
◎左捻じれと右捻じれ
◎圧痛点の触知
◎自動運動テスト
■骨盤帯正中化の実際
◎意識下でのリリース
◎腸骨前方回旋手技(内腹斜筋リリース)
◎腸骨前方回旋手技(外腹斜筋リリース)
◎仙骨後傾手技(Mobilization)
◎腸骨前方回旋手技(Mobilization)
◎腸骨前方回旋手技(Muscle energy)
◎腸骨後方回旋手技(Muscle energy)
◎アップスリップ矯正手技(Mobilization)
◎仙骨前傾と腸骨前方回旋手技(Muscle energy)
■脊柱正中化の実際
◎非特異的Mobilization
◎体幹側屈改善手技(大腰筋リリース)
◎腰椎椎間関節離開手技(Mobilization)





【商品の詳細、ご注文はこちら】

ME188-S 非特異的腰痛症に対する理学療法
『骨盤帯および脊柱正中化の理論と実際』
https://www.japanlaim.co.jp/fs/jplm/gd7649



↓是非こちらもあわせてご覧ください↓

JLC Ondemand 『非特異的腰痛症の運動療法につなげる基礎理学療法』

このコースでは、腰痛症を骨盤帯由来・腰椎由来・下肢由来に分類し、それぞれの解剖学、病態運動学から疼痛発生のメカニズムについて解説していきます。 最新のエビデンスをトピックとして紹介しながら、昨今の非特異的腰痛症の運動療法につながる基礎理論を学びます。 年々増加傾向にある腰痛症。また、臨床で取り扱う腰痛の80%以上が画像所見と合致しない非特異的腰痛であるということも明らかです。



2016.01.12 【新作DVD】

臨床につなげる!機能解剖学教室
機能解剖学総論と肩複合体の機能解剖学


商品番号:ME193-S
販売価格:¥12,000(税別) 全2枚・分売不可


  • 山﨑 敦 実技・解説:山﨑 敦

    文京学院大学 保健医療技術学部 理学療法学科 教授
    理学療法士

☆部位別に、機能解剖学・運動学・病態運動学を徹底講義!第一弾『肩複合体』
☆機能解剖学のインプットと臨床でのアウトプット!運動療法への応用を考える!
☆セラピストに必要な基礎知識の再点検!曖昧な知識を正確な理解にする!



  • 山﨑 敦
  • 山﨑 敦
  • 山﨑 敦



自分が知っている解剖学や運動学が臨床でリンクしない…
このように思ったことはありませんか?


機能解剖学は、どのような患者、疾患であっても必要となる知識です。 しかし、機能解剖学の重要性を理解していても、知識が曖昧で正確に理解できていない、 臨床でどのように活かしていけば良いか分からないという方も多いのではないでしょうか。

このシリーズでは、「臨床につなげる」をテーマに、機能解剖学・運動学・病態運動学の基礎知識と運動療法への応用を学びます。 膨大な情報の中から重要なポイントを整理した、非常に分かりやすい内容で、学び直しに最適です。

第一弾は、機能解剖学総論と各論「肩複合体の機能解剖学」です。 肩複合体は、体幹に連動する腕の運動の結果として生じる機能ユニットで、様々な要素が複雑に絡みあっています。 このDVDでは、まず総論として関節や運動の法則、分類などを学び、各論では、実技を交えながら肩複合体の構造や運動を解説。最後には運動療法をご紹介します。

基礎から臨床応用まで学べる、機能解剖学教室。是非、ご覧ください!


※この映像は動画配信“JLC OnDemand”用に収録された素材を再編集し、追加収録を行ったものです。





【商品の詳細、ご注文はこちら】

ME193-S 臨床につなげる!機能解剖学教室
機能解剖学総論と肩複合体の機能解剖学
https://www.japanlaim.co.jp/fs/jplm/gd7650

2016.01.06 【オンデマンド】

PT・OT国家試験対策オンデマンド講座

あなたの足りなかった20点が、この講義でとれるようになる!!

このコースでは、国家試験の達人によって選び抜かれた4科目の講義を2部構成でお送りします。 過去の出題頻度に焦点をあて、各科目ごとに厳選された過去問20問を180分で解説していきます。 共通問題の30~40点を占めているこれらの科目は、PT・OTそれぞれの専門分野につながる非常に重要な科目であり、 関連性を理解して効率的に学習することで短期間で得点アップがねらえます。 この講義を見れば、30~40点内の20点(6割)はとれる内容となっております!

パソコン・ スマートフォン・ タブレットでいつでもどこでも繰り返し見られますので、 移動時間などの隙間時間を上手に活用して学習することができます。 問題文はダウンロード可能ですので、そちらもあわせてご活用ください!


■指導・解説:和田 祐一
(文京学院大学非常勤講師。その他新宿セミナーなど様々な予備校・大学・専門学校等で国家試験対策の講義を長年にわたって受け持つ国家試験のスペシャリスト)

■配信時期:2015年12月末~2016年2月末(試験終了日まで)期間内は何度でも視聴可能!

■視聴料金:各5000円 セットで10000円


第1部 臨床心理・精神医学 各20問(計180分)

特に理学療法士を目指す受験生にとっては苦手分野であり、
作業療法士を目指す受験生にとっては専門分野につながる重要な科目です。
互いに関連性が非常に強い科目で、セットで学習することで相乗効果がねらえます。
それぞれ厳選された過去問20問を解説していきます。

第2部 筋骨格系の解剖生理・運動学 各20問(計180分)

特に作業療法士を目指す受験生にとっては苦手分野であり、覚える量が膨大なため、
細部にとらわれすぎて袋小路に入り込んでしまう受験生も多いのではないでしょうか。
大きな得点源ですので、確実に6割とれるようにしておきましょう。
それぞれ厳選された過去問20問を解説していきます。





↓↓コースの詳細、お申込みはこちら↓↓

2016.01.05 【特集記事】

新田收教授インタビュー
『発達障害について』


  • 新田收 新田 收

    首都大学東京 健康福祉学部 理学療法学科
    首都大学東京大学院 人間健康科学研究科 教授
    理学療法士、博士(工学)


Q1 最近よくマスコミに発達障害が取り上げられますが、実際増えているのでしょうか。

実際、臨床現場では軽い自閉症等広汎性発達障害の相談が増えている実感があります。
現在、統計的には1000人に10人程度存在していると言われていますが、
潜在的にはより多くの発達障害児がいるように思います。

なぜ増加傾向にあるのかについては、しっかりとしたデータはありませんが、
周産期医療の発展が関係しているのではないかと言われています。
近年、周産期医療の進歩はめざましく、妊婦や胎児・新生児の死亡率は著しく減少しております。
しかし、外からの刺激をコントロールする力が育つべき時期に、
NICU(新生児集中治療室)では多くの外部刺激が与えられます。
それが発達障害の原因の一つとなっているのではないかと考えられているのです。


Q2 発達障害の現状について

  • 新田收 以前は、「歩くことが出来ない」「座ることが出来ない」というように、
    症状が明らかな子供に対してのリハビリテーションが主でした。
    しかし最近では、発達障害が一般的に認知され始め、その捉え方も変わってきています。

    学齢前期において順調に発達しているように見えても、
    その後、学齢期で問題が少しずつ明らかになるケースが目立ちます。
    出来るだけ早くその兆候に気づき、発達障害が潜在的である内に
    アプローチしていくことが必要となります。


Q3 発達障害は、コミュニケーションや、学習能力の障害として認知されることが多いですが、運動機能に問題はないのでしょうか。

コミュニケーションや学習能力の低下といった症状は、周囲が比較的気づきやすいものです。
そのため、発達障害はコミュニケーションや学習能力の障害ととらわれがちですが、
こういった子供たちをよく観察してみると、椅子にずっと座れないなど、姿勢保持に関して問題がみられます。
我々の調査では、発達障害児は同年齢の正常な子供に比べて、明らかにバランス機能が悪いという結果も出ています。
特に学齢前期は、知的機能と運動機能が結びついており、厳密に分けてとらえることは難しい時期といえ、
運動機能も慎重に評価していかなくてはなりません。


Q4 理学療法士にとっての「発達障害」

姿勢やバランスは、理学療法士の基本的なフィールドです。
バランス機能を向上させ、姿勢を 安定化し、運動機能を高めていくといったことは、理学療法士の大きな役割といえるでしょう。
また、発達障害を取り巻く環境は変化しつつあり、理学療法士に求められることも多様化しています。
そのため、従来の専門性にこだわらず、広く疾患を理解することが必要といえます。






☆身近なもので出来る!すぐに使える評価・指導法!

【ME148-S 発達障害児のための運動指導法】

https://www.japanlaim.co.jp/fs/jplm/gd7033