1. ホーム>
  2. 理学療法 リハビリテーション

理学療法 リハビリテーション



2017.03.15 【セミナーレポート】

ジャパンライム主催セミナー
足部からのアプローチ


3月12日に松戸整形外科病院の岩永竜也先生をお迎えして 「足部からのアプローチ~足部機能と身体機能に着目して~」と題したセミナーが開催されました。

岩永竜也セミナー

午前中は冊子とスクリーンを使った講義が行われました。

足部は、歩行時の衝撃吸収、立位時の土台、体幹を動かすなど、 身体全体に影響を及ぼしており、足部の改善は身体全体の改善につながります。

まず個々の足部をよく見るところから始めます。片脚立位、立位体前屈などの静的評価、 骨盤可動テスト、下腿筋内外側を触って筋緊張の度合いを見る、足底部(変形やベンチの有無)を診る、など。
その結果を踏まえてパッドを足裏に貼ることで改善につなげますが、 この時に貼る位置と高さがポイントとなります。

午後からは実技指導です。2人1組なって実際にパッドを足の裏に入れてみて体感してみました。

岩永竜也セミナー

まずはパッドを入れずに腰を前後させます。 次に足の甲にパッドを入れてみて同様に腰を前後させ動きやすさをみてみました。 さらに立位体前屈をしてパッドを入れる前と比べてみました。

岩永竜也セミナー

次に足部の内側にパッドを入れて内側移動をコントロール、外側に入れて外側移動のコントロール、 改善を感じられたら片脚立位を、そして後足部が決まったら前足部にもパッドを入れてみました。
最後は骨盤を固定したまま体幹を回旋し、足の短い側には回旋しやすいことを体感。 短い方にパッドを入れて再び回旋してみて違いを実感しました。

今回基本のパターンをいくつか示していただきましたが、 どうしたらよくなるか自分でいろいろ考えてやってみることが重要です。 明日からの臨床に活かしていただければ幸いです。



参加者の方の感想

・とても濃い内容だったので明日から使えるように勉強していきたいと思います。
・普段臨床で足底版を使うことや考えたことがあまりなかったので良い機会になりました。
・実技が多くてとても参考になりました。動画も要所で入れていただいたのでイメージがしやすかった。
・足底版は手段であって「患者がどうしたいのか」「セラピストがどうしたいのか」がまずありきということが大事だと分かった。

2017.03.13 【セミナーレポート】

ジャパンライム主催セミナー
脳卒中片麻痺者の麻痺改善を目指す!


3月5日に山梨リハビリテーション病院リハビリテーション部副部長で 日本ボバース研究会会長の伊藤克浩先生をお迎えして 「脳卒中片麻痺者の麻痺改善を目指す!ニューロリハビリテーションアプローチ」セミナーを開催しました。
午前中は講義を受けました。

伊藤克浩セミナー

講義のポイント
中枢神経系の可塑性:中枢神経系は環境調整や治療的介入によって変化します。
かつては非麻痺側を動かすのが通例でしたが、Dr.Nudoの実験などを通してリハビリテーションによる 運動皮質の可塑性が証明されて以降、麻痺側を動かそうとする流れができました。
ニューロネットワークが形成されているので、麻痺した方の手に刺激を入れることで 回路を使って新しいネットワークが形成されます。

午後からはまず先生が一つひとつ見本を示され、その後2人1組になりお互いの体を使って実施、 先生に見てもらったり再度先生に見本を示していただいたりしました。

伊藤克浩セミナー

仰向けに寝た状態から足・腕を左右片方ずつ挙げて、 次に肋骨を少し持ち上げられた状態で同様の動作ができるか試してみました。 後者の場合、動作が難しいことを実感!

伊藤克浩セミナー

仰向けに寝た状態で、両腕を肩甲骨方向に押された形で起き上がるのが難しいことを実感し、 その後、逆に腕を引き抜いてやると断然起き上がりやすいことを体感しました。
最後は麻痺側を下にして起き上がらせる練習です。この時のポイントは肩甲骨を外転させて肩甲骨が 胸郭よりも前に出ていること。そして非麻痺側の手を頭に下に持っていくこと。
起き上がるまでに何段階もの過程があり、始めは難しく感じた受講者の方も多かったようですが、 先生に個別に直接指導を受けて実施すると、驚くほど軽く起き上がらせることができたようです。


参加者の方の感想

・講義、実技ともにあり充実していました。
・難しかったけれど面白かった。
・他のリハビリテーション関係職の方の視点もあり、多くの視点から考えることができた。
・実技はあっという間に終わってしまい、しっかり覚えたことを活かせるよう続いてセミナーを受けたいと感じました。
・わかりやすい講義や具体的な実技を学べてとても勉強になりました。
・多くの実技内容があって楽しく学ぶことができました。明日からの臨床に生かせるよう日々努力していきます。

2017.03.13 【セミナーレポート】

ジャパンライム主催セミナー
これが今の臨床!~股関節疾患の症例検討~


2月26日に広瀬整形外科リウマチ科 永井聡 先生をお迎えしてセミナーを開催しました。
今回は、受講者の皆様にあらかじめオンデマンドでの動画講義を視聴していただき、 当日は実技を交えた講義を受講いただきました。

永井聡セミナー

最初に臨床での評価のポイントについての講義、梨状筋の触診と動きの変化についての実技に移り、 動作のポイントを解説後、二人一組のペアで行っているところを永井先生が質問にも答えながら指導いただきました。   腸腰筋についての講義後、触診の実技へ移り午前中いっぱい、実技中心に進められました。

永井聡セミナー

午後は画像から得られる情報についてからはじまり、講義主体で進みました。 保存療法を希望される方への手術を勧める状態・時期の見極めについて、 両変形性股関節症や右変形性股関節症等の各症例検討から解説いただきました。
次に人口股関節に関する説明、高リスクな手術についても言及されました。 手術後のリハビリ過程についても、動画を見せながら解説いただきました。

永井聡セミナー

内転挙上位になっている方の外転へのアプローチをサイドブリッジでの外転トレーニング等にて行う方法、 ロール状のものを踏込んでの前後傾、 左右バランスチェックを行う本日最後の実技指導となりました。 この中で股関節体操より効果的なトレーニングが紹介され、実際に全員で行ってみました。

永井聡セミナー

最後に、患者さんを中心にセラピストが仮説を立てて実施、検証していくことが大切、というメッセージで 締めくくられました。

今回はオンデマンドで予習動画を事前に視聴頂いたうえでセミナー受講していただき、 セミナー自体も撮影し、後日復習動画も視聴することが出来る、ジャパンライムならではのスタイルに好評を頂き、 是非今後も続けて欲しい等のご要望もお寄せ頂きました。


参加者の方の感想

・永井先生の話はわかりやすく、症例検討も面白かった。
・実技があり、予習・復習動画もあるのでとても助かり、臨床でも必ず活かせると思います。
・膝・腰でも同じような講習会を希望します。
・人数に対して一定の空間があり、良かった。
・経験を重ねても解剖学からの学習は一番大切だとあらためて感じました。