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バックナンバー:2017年 5月

2017.05.26 【新作DVD】

機能解剖に基づいた変形性膝関節症の治療
~ 3タイプ8パターンの痛みと動作の治し方 ~




商品番号:ME200-S
販売価格:16,000円(税別) 全2巻・分売不可

■実技・解説:八木茂典
東京関節外科センター昭島整形外科スポーツリハビリテーション部/
日本体育協会公認アスレティックトレーナー/
理学療法士/医学博士


☆膝関節機能解剖に基づいた評価と運動療法!
☆痛みのタイプ分類によって早期に結果を出す!
☆動作を分解し、改善ポイントを明確化!


変形性膝関節症の治療には2つのステップがあります。
第1ステップは、主訴である疼痛を取るということです。 疼痛発生メカニズムを分かりやすく解説し、(1)炎症、(2)構造的破綻、(3)機能低下の3タイプ8パターンに分類しました。 機能低下に対しては、効果的な運動療法をご紹介します。

第2ステップは、進行や再発予防のために、メカニカルストレスを軽減させた動作を獲得することです。 日常生活動作に必要な膝関節のための運動療法に加え、股関節や足関節のための運動療法もご紹介します。

このDVDが、セラピストの皆様の知識・技術の向上、患者の皆様の笑顔の一助になれば幸いです。

  • 機能解剖に基づいた変形性膝関節症の治療
  • 機能解剖に基づいた変形性膝関節症の治療
  • 機能解剖に基づいた変形性膝関節症の治療

ME200-1 変形性膝関節症の3タイプ8パターンの痛みをとる(52分)

■ 変形性膝関節症の理解
◎疫学と病態
◎発生メカニズム
◎理学所見
◎画像所見

■ 変形性膝関節症の評価
◎疼痛の解釈
◎疼痛の3タイプ
◎治療法の選択

■ 変形性膝関節症の治療
◎炎症に対する対応
◎構造的破綻に対する対応
◎機能低下に対する対応
・膝蓋下脂肪体由来の疼痛
・半膜様筋由来の疼痛
・内側側副靭帯、鵞足由来の疼痛
・内側半月板変性断裂由来の疼痛
・伏在神経由来の疼痛
・後外側支持機構由来の疼痛
■ まとめ


ME200-2 メカニカルストレスを軽減し、動作を獲得するための運動療法(51分)

■ 膝関節の運動
◎大腿脛骨関節
◎膝蓋大腿関節

■ 立ち上がり動作
◎立ち上がり動作に必要な要素
◎骨盤前傾
◎下腿前傾
◎膝関節伸展-股関節伸展
◎立ち上がりエクササイズ

■ 歩行
◎歩行に必要な要素
◎立脚初期
◎立脚中期
◎立脚後期
◎遊脚期
◎異常歩行

■ 階段昇降

■ スポーツ動作
◎ランニングのための運動療法
◎ジャンプ着地のための運動療法
◎サイドステップのための運動療法

■ まとめ






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2017.05.26 【セミナーレポート】

ジャパンライム主催セミナー
科学であり哲学であるオステオパシー METの本質に迫る 第一回


5月21日 NPO法人アトラス・オステオパシー学院講師でつちや整骨院院長の土屋省吾先生をお迎えして、 全3回シリーズの第1回「触診・頸椎」のセミナーを開催しました。

土屋省吾セミナー

最初に「オステオパシーの4つの原理」が紹介されました。 続いて頸椎の棘突起の位置について解説をしていただき、2人1組になってお互いの体を使い 先生のアドバイスを受けながら位置を確認しました。

土屋省吾セミナー
土屋省吾セミナー

続いて頸椎の可動性検査です。側屈検査、回旋検査、平行移動検査、そして屈曲しての平行移動、 伸展しての平行移動を行いました。また軟部の硬さと関節の硬さの違いを見極める必要性と留意点が示されました。
午後からは、環軸関節の検査、後頭環椎関節の検査(屈曲、伸展、側屈、回旋)の注意点について説明の後、 実際に実技指導を受けました。

土屋省吾セミナー
土屋省吾セミナー

検査の実技の後、METの歴史や定義と目的、METで用いる筋収縮の種類などについて講義がありました。 そして頸椎への施術のテクニックの紹介と実技指導に多くの時間を割いていただきました。
クライアントの呼吸のタイミング、目の向きも利用すること、施術者の立ち位置、膝を曲げて高さの調節、 力が弱い女性の施術者の場合に腹部を使って支えることや頭部の支える手の使い方など、実践的なアドバイスをしていただきました。


参加者の方の感想

・とても分かりやすかったです。
・5時間という時間の縛りはありましたが、今後患者様に適用できるものばかりなので有り難かったです。
・曖昧だったところが理解できた。今後しっかり検査等ができるように頑張っていきたい。

2017.05.25 【セミナーレポート】

ジャパンライム主催セミナー
肩関節術後の理学療法 ~腱板断裂/肩関節不安定症~


5月14日に東北大学病院の村木孝行先生をお迎えし、 「肩関節術後の理学療法 ~腱板断裂/肩関節不安定症~」と題してセミナーを開催しました。
当日は第52回 日本理学療法学術大会の最終日と重なった日程でしたが、全国各地から多数の方々にご参加いただき、 村木先生の講義への関心と人気の高さをあらためて実感しました。

村木孝行セミナー

本セミナーの目的は、肩腱板断裂と肩関節不安定症の病態や各手術の基本事項を知り、 修復部位へかかる負荷について理解することです。 また、手術により低下した機能、術前から低下している機能を評価する方法を知り、 効果的・効率的な術後理学療法が提供できるようになることを目標とします。

村木孝行セミナー

講義に続き、午前中のうちから実技も行われました。 デモンストレーションでの説明後、棘上筋、棘下筋、肩甲下筋下部をほぐし、 可動域を広げられるように、ペアになって行いました。

村木孝行セミナー

午後も一定の講義後、先生のデモンストレーションをうけて実技を行いました。 講義においても、実際の症例等も交えながら、豊富な経験に基づく大変参考になるお話をしていただきました。

村木孝行セミナー

ドクターの判断による手術のタイミングの違いは、術後の状態に差異を生じさせてしまいます。 極力そうならないためにもこうしたセミナーを行っている、というお話もあり、 村木先生の講演活動の意義を強く感じました。


参加者の方の感想

・肩関節疾患の患者さんをみることが多いため、先生の講義を聞けて勉強になりました。
・実技もわかりやすくて良かった。
・日頃の臨床の疑問が解決できて、とても良かったです。
・実技がいっぱいあり、データからも根拠があるものでわかりやすかった。
・解剖学的なところから治療までご講義頂いて、非常にわかりやすかったです。
・臨床につながる事が多く、勉強になります。

2017.05.19 【セミナーレポート】

ジャパンライム主催セミナー
運動連鎖アプローチ® ~入門編 ~


4月23日に一般社団法人 フィジオ運動連鎖アプローチ協会代表理事 山本尚司先生を お迎えし、「運動連鎖アプローチ® ~入門編 ~」セミナーを開催しました。

山本尚司セミナー

リハビリの現場では我々だけが「動作を視る!」ことの出来る存在であり、 その基本をしっかり身に付けておく重要性についてお話がありました。 参加者の方々がどういう職場で、どのような患者さんを診ているか等のコミュニケーションをとりながら、 受講者の方々に身近な事例を交え、わかりやすく講義を進めていただきました。

山本尚司セミナー

運動連鎖アプローチの目標のひとつとして、抗重力下での姿勢制御能力など、疾患に寄らない 原理原則を理解する、という点から、ペアになってお互いの下肢の状態を確認し合う実技を行い、 山本先生、芹澤先生が指導されました。

山本尚司セミナー

触診・触察のスキルを高めることが、臨床においてはローリスク・ハイリターンを狙うことにつながる、 といった指導もいただき、参加者の皆様も実技に熱中し、励んでいました。
セミナー終盤の実技では、よくありがちなパターンにとらわれることなく、 現象をしっかりとらえることを意識して、運動連鎖の新しい法則を発見して下さい、との指導から、 より高いモチベーションを得られた様子でした。



参加者の方の感想

・説明がわかりやすかった。
・モヤモヤしていたところが晴れて良かった。
・質問しやすい雰囲気だった。
・今まで持っていない視点を持てました。
・臨床的な考え方に触れたところが良かった。
・もう少し一般的な運動連鎖に関する講義があれば、もっと良かったと感じました。