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バックナンバー:2015年 07月
2015.07.24 【特集記事】


トレーナーや運動療法士をはじめ、スポーツ選手のケアにあたる指導者、鍼灸師、カイロプラクター、フィジカルセラピスト、マッサージセラピスト、 ヨーガ指導者、パーソナルトレーナーなど多種多様なヘルスプロフェッショナルの方々が、その指導や知識のスキルアップをはかる上で必ず役立つプログラムです。
この理論は、1990年、トム・マイヤーズが、彼の筋・筋膜についての授業中に生徒たちとゲームを楽しむ感じで構築されてきたものです。 それまでは、解剖学の一般的な解説では、筋を単独なものととらえ、個々の筋について論じられてきました。しかし、実際にはそれらの筋はすべてが体内で複合的につながっているわけで、 人間の動作や姿勢の改善を行う上でも、それら筋を複合的にとらえていかなければいけないということがこの理論が生まれた着眼点でした。
フェルデンクライスやピラティスといった身体コンディショニング理論とも共通する身体の複合的な動きと、さらにそれを優れた手技療法としてそのテクニックは、今、最も注目されるリリーステクニックです。
Thomas Myers トム・マイヤーズ
アナトミー・トレインの提唱者として世界中で人気を博しているマニュアル・セラピストの第一人者。
アイダ・ロルフ、モシェ・フェルデンクライスなどから直接指導を受け、
35年以上に渡り、欧米諸国のみならず世界各国で
統合的なマニュアルセラピーの治療を行う。

<アナトミー・トレインSeries>
ME75-S アナトミー・トレインME82-S アナトミー・トレインSeries2
<アナトミー・トレイン ボディリーディング>
ME92-S ボディリーディング101<アナトミー・トレイン ワークショップ>
ME85-S Anatomy TrainsワークショップME95-S Anatomy Trainsセミナー2010
ME109-S Anatomy Trainsセミナー2011
ME143-S Anatomy Trainsセミナー2013
<アナトミー・トレイン 部位別テクニックプログラム>
ME167-S Anatomy Trains 「呼吸機能を開放」ブレスリリース・テクニック
ME75-S
Anatomy Trains : アナトミー・トレイン
Myofascial Meridians with Tom Myers
実技・解説:Tom Myersトム・マイヤーズ
監修:福井勉(文京学院大学 保健医療技術学部長 教授/理学療法士/医学博士)
※日本語吹替版
このDVDは、トム・マイヤーズの解説と実演を見せるだけのプログラムではなくレッスン風に各テクニックを 丁寧に指導。患者のコメント、トムが与える手技や治療者の身体の使い方についての注意など、 そのすべてがあなたの学習をバックアップ。それぞれのライン(経路)のテクニックを充分にマスターでき、 自信を持って実践することができるよう工夫されたプログラムです。
第1巻 スーパーフィシャル・バックライン Superficial Back Line (67分)
身体の後面を走るスーパーフィシャル・バックラインは、足裏から始まり、踵を通って、 足の後ろ側を上へ腓腹筋、ハムストリング、仙結節靭帯と脊柱起立筋まで行き、 そこから筋膜が後頭部まで続き、さらに頭頂部を超えて頭皮筋膜(scalp fascia)が 付着した前頭隆起まで。その途中にある、身体後部のすべての第一次湾曲と第二次湾曲も含む第2巻 スーパーフィシャル・フロントライン Superficial Front Line (62分)
身体の前面を走るスーパーフィシャル・フロントラインは、足指先端から、 足首の支帯の下部、足の前部を上に行き、膝蓋骨を通って、 大腿前部から骨盤、そして腹直筋に行き、胸骨に沿って胸鎖乳突筋まで。第3巻 ラテラル・ライン Lateral Line (67分)
ラテラルラインは足の内側と外側から始まり、くるぶしの後ろを通って、 腓骨に沿って足を上がり、大腿部の外側の腸脛靱帯を通って、ウェスト部分では腹筋が交差し、 肋骨のところでは肋間筋、首では板状筋と胸鎖乳突筋が交差して、全体が身体の外側を覆うカゴの ようになっている。 ここでは、ラテラルラインを構成するトラックとステーションだけを扱う。 ステーションは筋肉の付着点、トラックはその間を走る筋膜の軟組織)第4巻 スパイラル・ライン Spiral Line (65分)
スパイラル・ラインは、頭蓋骨から反対側の肩を通り、胸郭を回って、 さらに腹部を回り、同じ側の骨盤を通って、腸脛靱帯から前脛骨筋にそって進み、 足の裏を通ってアーチを三角巾のように支え、腓骨にそって足の外側を通り、 ハムストリングに達し、Superficial Back Lineと同じ経路をたどる。【サンプル動画】
ME82-S
Anatomy Trains : アナトミー・トレインSeries2
実技・解説:Tom Myersトム・マイヤーズ
監修:福井勉(文京学院大学 保健医療技術学部長 教授/理学療法士/医学博士)
アナトミー・トレインとは、体中に張り巡らされた筋・筋膜の網を通して組織の 緊張が伝わることにより、どのように姿勢と動作の安定を得られるかを解明する画期的な理論です。
今回のシリーズでは新たに4つのラインを取り上げています。
第1巻 ショルダー&アーム・ライン The Shoulder & Arm Lines(75分)
腕には4つの筋膜経路があり、そのすべてが体幹から指先へと続いているが、脇の下のどこに位置しているかで、 それぞれ名前が異なる。アームラインは肩を通ってまっすぐに伸びていて、上腕から前腕を上から下まで4等分するような形になっている。 従って、それぞれのラインの終着点は、親指、手のひら、手の甲、小指になる。第2巻 ファンクショナル・ライン The Functional Lines (66分)
ファンクショナル・ラインは2つあり、それぞれが一方の上腕骨と反対側の大腿骨をつないでいる。 腕から足へ行くか、あるいは足から腕へ行くか、向きはどちらでもかまわないが、大胸筋の下の端、つまり上腕骨からスタートし、 第5肋骨の上を通り、腹直筋の外側を通り、第5肋骨から恥骨結合につながる。恥骨のところで交差し、反対側の長内転筋と一緒になり、 さらに大腿骨の後ろ側を通り、粗線と合流する。第3巻 ディープ・フロント・ライン1 Deep Front Line Part-1(96分)
ディープ・フロント・ラインは、ピラティスのインストラクターや理学療法士、ロルフィング施術者が、 これに含まれる筋肉と筋膜組織をコアと言うため、コア・ラインと呼ばれることもあり、ディープ・フロントラインと呼ぶのは、 このライン(経路)が、脊椎前面を上方向に伸びているからである。下肢では、アーチから鼠径部までの複雑なルートを通るが、 基本的には、足の内側を上方向に伸び、外側を通るラテラル・ラインと互いにバランスを取り合っている。第4巻 ディープ・フロント・ライン2 Deep Front Line Part-2(65分)
このディープ・フロント・ラインプログラムのパート2では上体のテクニックについて取り上げている。 体幹では、骨盤から上へと頭部まで伸びているが、ここは、胸部と腹部の、多くの組織が付着する場所でもある。【サンプル動画】

ME92-S
ボディリーディング101 ~立位姿勢と運動における目による評価~
実技・解説:Tom Myersトム・マイヤーズ
監修:福井勉(文京学院大学 保健医療技術学部長 教授/理学療法士/医学博士)
※日本語吹替版
身体の状態を評価するための新しいアプローチ! 実践的な指導と自分で学べるケーススタディ!
「アナトミートレイン」の著者であるトム・マイヤーズが、立位姿勢と運動における目による評価「ボディリーディング」を提案。 ボディリーディングは、技術であり、芸術でもあります。このDVDでは、骨格の相対的位置関係から姿勢をつくり出す軟部組織について、そして 問題解決のストラテジーまでを、段階を追って紹介しています。 30名以上のモデル患者の立位姿勢と12名の歩行の分析に加え、 呼吸と座位の評価のセクションでは、トムの経験豊富な目を通しての「達人」の意見を聞くことができ、より理解が深まります。 「教えることは不可能」と言われているボディリーディングの技能を楽しく学ぶことができますし、学んだことをすぐにでも皆さんの徒手運動療法に応用することができます。
ME92-1 BodyReading 101Part-1
ボディリーディングの用語/立位でのアセスメント(102分)
◆TBSR Vocaburary ボディリーディングの用語
(骨格の位置関係や各部位の関係を言い表す、簡単で直感的に理解できる用語について)
・Tilt傾斜、Bend曲がり、Shift変位、Rotate回旋、それぞれの言葉の定義
・組み合わせエクササイズ(傾斜、曲がり、変位、回旋を関連させて、ボディリーディングの練習をする)
・問題解決のためのストラテジー
◆Mirror Use 鏡の利用
下着姿の患者と相対する時の鏡の使い方について
◆Standing Assessment 1 立位での評価
以下の4つのステップで評価の仕方をモデルを使って紹介している
①治療に役立つ患者の3つの長所を見つける
②傾斜、曲がり、変位、回旋の言葉を使い骨格を確認する
③身体を支えている軟部組織を確認する
④問題解決のためのストラテジーについて考える
・イントロダクション
・立位での評価 女性1
・立位での評価 女性2
・まとめ
ME92-2 BodyReading 101 Part-2
立位/歩行でのアセスメント(73分)
◆Standing Assessment 2
・立位での評価(女性)
◆Standing Assessment 3
・立位での評価 女性1
・立位での評価 男性1
・立位での評価 男性2
・立位での評価 男性3
◆Walking Assessment
・歩行の評価 女性1
・歩行の評価 男性1
・歩行の評価 女性2
・歩行の評価 男性2
ME92-3 BodyReading 101 Part-3
呼吸及び座位でのアセスメント/ケーススタディ(32分+インタラクティブ・プログラム)
・座位での評価について
・呼吸における6つの面について
(上下の面の評価、前後の面の評価、左右の面の評価)
・呼吸と座位の評価の実際(座位の評価、呼吸の評価)
□立位/歩行ケーススタディ (インタラクティブ・プログラム)
実際の患者さんの立位姿勢や歩行の映像を、様々なアングル(フロント・バック・左・右・上部)で見て、ボディリーディングの用語を使って評価することができます。 さらにトムの評価を見て比較することもできるセルフスタディ・プログラムです。
◆Standing Case Studies 立位でのケーススタディ
◆Walking Case Studies 歩行時のケーススタディ
【サンプル動画】

ME85-S
トム・マイヤーズ Anatomy Trains ワークショップ
▼ME85-A トムマイヤーズワークショップ1 CLINICAL APPLICATION (全4枚セット/分売不可) 24,000円+税
▼ME85-B トムマイヤーズワークショップ2 BODY READING (全6枚セット/分売不可) 32,000円+税
実技・解説:Tom Myersトム・マイヤーズ
通訳:谷 佳織(ソマティックシステムズ代表、キネティコス代表、ロルファー(R)/ FAFS)
※※日本語同時解説版
2009年、名古屋・福岡・東京と全国3会場において開催されたトム・マイヤーズのアナトミートレインズワークショップは、 各クラスともトムの熱意と参加者の皆さんのエネルギーが、素晴らしい相乗効果を生み出し、笑顔と活気溢れるものでした。 その中から、5月に東京で開催された”呼吸””歩行”をそれぞれのテーマとした2日間のワークショップを、会場の熱気そのままにライブ収録!! 身体全体のバランスを自然な姿勢に整える「ロルフィング」。それを基にわかりやすくしたアナトミートレインの知識を、より深めるための詳しい講義や、 トムとアシスタントのロルファー陣による丁寧な直接指導もあり、とても盛りだくさんの濃い内容となりました! この人気セミナーの貴重なDVDは、参加された方には内容の再確認と復習に、また参加のチャンスを逃してしまった皆さんには新しい情報源として、 ぜひご覧いただきたい充実した内容となっております!
ME85-A トムマイヤーズワークショップ1
CLINICAL APPLICATION (全4枚セット/分売不可)
ME85-B トムマイヤーズワークショップ2
BODY READING (全6枚セット/分売不可)
【サンプル動画】
ME95-S
トム・マイヤーズAnatomy Trains セミナー 2010
~アナトミートレインの理論と脊柱・上肢へのアプローチ~
▼ME95-A Part-1 <アナトミートレインの概論とデモを中心としたレクチャークラス>(全4枚・分売不可)24,000円+税
▼ME95-B Part-2<背骨の統合"テンセグリティー"をテーマにしたハンズオンクラス>(全4枚・分売不可)24,000円+税
▼ME95-C Part-3<腕&肩:上肢帯のバランスをテーマにしたハンズオンクラス>(全4枚・分売不可)24,000円+税
実技・解説:Tom Myersトム・マイヤーズ
通訳:谷 佳織(ソマティックシステムズ代表、キネティコス代表、ロルファー(R)/ FAFS)
※※日本語同時解説版
このDVDは2010年2月~3月に東京で行われたトム・マイヤーズのワークショップを収録したもので、 今、注目のアナトミートレインの理論と手技療法への応用について紹介しています。 今回のワークショップでは、「アナトミートレインの概論とデモを中心としたレクチャークラス」「背骨の統合"テンセグリティー"をテーマにしたハンズオンクラス」 「腕&肩:上肢帯のバランスをテーマにしたハンズオンクラス」の3つのクラスを設け、それぞれ2日間づつ講義および実習を行っています。 アナトミートレインの理論をどのように臨床に応用するか、その秘訣を学ぶことができます。
【サンプル動画】
ME109-S
トム・マイヤーズAnatomy Trains セミナー 2011
~アナトミートレインの理論と脊柱・腰部へのアプローチ~
▼ME109-A ボディーリーディングと筋筋膜のフィットネス(全6枚・分売不可)35,000円+税
▼ME109-B 背骨のバランスと腰部の安定(全6枚・分売不可)35,000円+税
実技・解説:Tom Myersトム・マイヤーズ
通訳:谷 佳織(ソマティックシステムズ代表、キネティコス代表、ロルファー(R)/ FAFS)
※※日本語同時解説版
このDVDは2011年4月に東京で行われたトム・マイヤーズのワークショップを収録したもので、アナトミートレインの理論とその手技を紹介しています。 このワークショップでは、豊富な資料を交えながらアナトミートレインの理論を丁寧に解説し、実際のモデルをつかった触診で、 実践的なテクニックを学ぶことが出来ます。また、自分の身体を通して実感できるエクササイズも紹介します。
今回のセミナーでは、「ボディーリーディングと筋筋膜のフィットネス」と「背骨のバランスと腰部の安定」の2つのクラスを設け、 それぞれ3日間ずつ講義および実習を行っています。アナトミートレインの理論や徒手療法のテクニックを実感しながら学ぶ事が出来ます。
【サンプル動画】
ME143-S
トム・マイヤーズ Anatomy Trains セミナー2013
~「 筋膜のフィットネス 」と「 構造の支点 」~
▼ME143-A 「Fascial Fitness 筋膜のフィットネス」レクチャーコース(全4枚・分売不可)24,000円+税
▼ME143-B 「Structural Fulcrums 構造の支点」ハンズオンコース(全6枚・分売不可)32,000円+税
実技・解説:Tom Myersトム・マイヤーズ
通訳:谷 佳織(ソマティックシステムズ代表、キネティコス代表、ロルファー(R)/ FAFS)
※※日本語同時解説版
このDVDは2013年10月に東京で行われたトム・マイヤーズ、2年ぶりのワークショップを収録したもので、アナトミートレインに関する最新の情報を提供しています。 今回のセミナーでは、「筋膜のフィットネス」と「構造の支点」の2つのコースを設け、講義および実習を行っています。
「筋膜のフィットネス」のコースでは、様々な医学的資料を交えながら最新のアナトミートレイン理論を詳しく解説しています。
「構造の支点」のハンズオンコースは、今回が初めて行なわれるもので、従来の方法をより発展させた理論とテクニックを初公開しています。
アナトミートレインの理論と徒手療法のテクニックを実感しながら学ぶ事が出来るAnatomy Trains セミナー2013、全ての治療家の皆さんにとって必見の内容と言えるでしょう。
【サンプル動画】

ME167-S
トム ・ マイヤーズ ANATOMY TRAINS
Opening the Breath with Tom Myers
「 呼吸機能を開放 」 ブレスリリース ・ テクニック
販売価格:16,000円+税(全2枚・分売不可)
実技・解説:Tom Myersトム・マイヤーズ
監訳:谷 佳織(ソマティックシステムズ代表、キネティコス代表、ロルファー(R) / FAFS)
※日本語吹替版
○待望のアナトミートレイン新シリーズ登場!
○生命のエッセンスである呼吸を深め、より楽にするための徒手テクニックとは?
○更なるレベルアップを目指すセラピストの皆さん必修のテクニック満載!
部位別テクニックプログラムの新シリーズ第1弾 「 呼吸機能を開放 」 は、胸郭、脊椎、肩、及び頸部における呼吸の重要な動きと、 より深く楽な呼吸のための吸気、呼気の増幅の方法を探索することで、患者さんに対してより大きな効果を提供するものです。 このプログラムは、徒手療法について紹介していますが、スポーツの指導者にとっても、活用できる内容となっています。
このDVDでは、呼吸の動きの解剖学的な解説とアセスメントの方法、そして、吸気及び、呼気をより深くするための数々の実践的なテクニックを集めました。 それぞれのテクニックは、どのようなアプローチを用いる際にも、簡単に応用できるよう、様々なバリエーションを用い、詳細に解説・実演されています。 また、各テクニックは、セッション形式にまとめられており、実践的な流れでテクニックを理解することができます。
ME167-1 『 「 呼吸 」の概要 / アセスメント 』 (64分)
「呼吸」についての考え方、呼吸の動きの解剖学的な解説、 そして、テクニックを施す前に行う呼吸パターンの視覚的評価と触診評価について紹介している。■「 呼吸機能を開放 」イントロダクション
■「 呼吸 」の概要
・呼吸を楽に:生命の川 ― 呼吸と胸郭のバスケット
・空気は鼻を通ることで、浄化され、温まり、湿る
・複雑な咽頭
・胸郭の4つの機能的セクション
・四足動物の胸郭
・いかに肩が胸郭を形作っているのか
・呼吸の補助筋
・肋間筋
・胸横筋
・肋骨の前面が、下部の腹直筋と腹横筋、そして上部の舌骨複合体を繋ぐ接続
・胸郭の構造
・肋骨のバスケット(斜角筋と、腰方形筋の間で吊りさげられている)
・横隔膜
・半月線
・横隔膜:垂直な筋肉/水平な筋膜
・呼気時、横隔膜のドームは、胸部の高い位置に位置する
■呼吸の動きの解剖学的要約
■呼吸の動きと自律神経系
■「 ボディーリーディング 」呼吸パターン
■ 肋骨のセクション ― 触診評価
・前側の動き、後側の動き、両側が中心線から離れる動き
ME167-2 『 「 呼吸機能を開放 」 実践テクニック 』 (84分)
より深く楽な呼吸ができるようにするための、胸郭、脊椎、肩、頸部などにおける個々のテクニックと、 全てのテクニックを1つにまとめて行う、実際の施術パターンを紹介している。■側面から肋骨を開く
■肋間筋
■肩の緩和
■肋骨弓を開く
■胸部前面を開く
■それぞれの肋骨を自由にする
■小胸筋
■前鋸筋
■外側縫線
■腋下のテクニック
■背骨のロールダウン
■腰方形筋
■肋骨頭のリコイル
■横隔膜
■呼気の促進
■斜角筋
■呼吸セッション ― テクニックの流れ
■セッション ― 前鋸筋
■セッション ― 椎弓溝
■セッション ― 脊椎のロールダウン
■セッション ― 横隔膜
■セッション ― 斜角筋
■セッション ― 肋骨頭リリース
■セッション ― 呼気の促進
■セッション ― 頸部と腰部のバランス
■セッション後のアセスメント
【サンプル動画】
2015.07.22 【セミナー情報】

〈伊藤克浩先生より、講習会開催にあたって〉
1996年のNudo博士によるサイエンス論文以降、中枢神経疾患におけるニューロリハビリテーションは常識となった。 その論文では人為的にリスザルに脳損傷を生じさせ、使いにくくなった麻痺手に対して CIMT(非麻痺手を拘束して麻痺手を強制使用させる療法)を用いることで麻痺手に関わる運動領野に変化が起きることが紹介された。 しかしながら我々が普段目の前にする対象者には皮質脊髄路の損傷が著しい場合、 強制使用しようにも末梢の手・足がわずかにしか動かない症例も存在する。
一方で網様体脊髄路や前庭脊髄路といった両・同側性の下向路の損傷が比較的少なくて中枢部や姿勢調整、 そして歩行機能の潜在能力を持っていながら早期からADLの改善だけを目指した介入しか療法士が行わないことで、 その潜在能力が発揮されず、筋萎縮や弱化が進み回復の可能性があるのに十分な治療を受けられていない症例を目の当たりにすることがある。
これらの症例が十分な治療を受けられる為には療法士が症候学だけではなく、 神経科学の知識を持ち、そして急性期から潜在能力や回復の可能性を的確に把握できるように、 動作の観察はもちろんのこと、刺激や誘導に対する反応性を感じ取る必要がある。 療法士は正常運動の知識・分析、そして反応を感じ取る「手」を持っていなければならない。
ところが養成校での授業では、例えば脳卒中者の麻痺側への寝返り方法、 麻痺側からの起きあがり方法をどの様に誘導するのかを教えていないところも多く、 またそのまま就職した先で回復期病棟であれば多くの新採用者がいて十分な実技指導を先輩や上司から受けられずに、 非麻痺側を強化するような訓練が続けられている現状もある。 結果、対象者は積極的に麻痺の回復に取り組む治療を受けること無く介護保険へとリレーされていく。
このセミナーでは実技も交えて脳卒中片麻痺者の麻痺改善を目指すニューロリハビリテーションアプローチについて紹介したい。

セミナー概要
■開催日
2015年10月04日(日) 10:00~16:00
■会場
臨床福祉専門学校 1階 治療室
東京都江東区塩浜2-22-10
■受講料
¥12,000
■講師
伊藤 克浩(山梨リハビリテーション病院リハビリテーション部 副部長)
■定員
40名

伊藤 克浩
医療法人財団加納岩 山梨リハビリテーション病院リハビリテーション部 副部長(社)日本ボバース研究会会長
サッカーJ2 ヴァンフォーレ甲府メディカルスタッフ(通院リハ担当)
<資格・免許>
ボバース成人中枢神経疾患国際インストラクター資格
ボバース成人中枢神経疾患国際上級インストラクター資格
(公社)日本理学療法士協会神経系専門理学療法士

参加お申込み
https://www.event-form.jp/event/165/EeN3
2015.07.15 【セミナーレポート】
ジャパンライム主催 理学療法士向けセミナー
体の根幹を知る~基本的なことを考えよう~
今回のセミナーのテーマはズバリ「体幹」です。頭頸部・胸郭・腰椎の特徴や評価方法を、各部位のスペシャリストである3名の先生方に講演していただきました。100名以上もの方々にご参加いただき、大盛況のうちに終了しました。

第一講座 講師:多々良大輔
最初の講演は、全国各地で講演されている福岡志恩病院リハビリテーション部部長 多々良大輔先生です。
まず、多々良先生は「昔と違い、様々な情報を手に入れることができる今の理学療法士は、情報を整理し、取捨選択することも大変なので、 今日の話もこういった考え方があるんだなというような、1つの入り口として聞いてください」と話されました。
基本的検査や疼痛の種類の解説のほかに、腰椎椎間板ヘルニアの臨床例を示しながら、診断、画像所見、治療プログラムの考案をどのように行っていったのかを 一つひとつ分かり易く講義していただきました。


第二講座 講師:上田泰久
二番目の講演は、文京学院大学 保健医療技術学部 理学療法学科 助教の上田泰久です。
まずは上位頸椎・下位頸椎の構造や、椎間孔・神経根の特性からみた神経症状、神経根の構造など、機能解剖学的な解説をしていただきました。
その後は、運動療法を実施するにあたって重要な、頭頸部に関するリスク管理、座位姿勢と頸椎の病態運動、姿勢・動作に対する介入ポイントまで、これを聞けば基礎の基礎はバッチリ!というご講演でした。
ただ講演を聴くだけではなく、時には参加者全員で一緒に、ときには参加者同士で実際に触って確認しながら理解を深めていきました。


第三講座 講師:柿崎藤泰
最後は、文京学院大学 保健医療科学研究科 教授の柿崎藤泰先生です。
いま関心の高まっている「胸郭運動」について、その特徴や胸郭運動システムの概要について解説していただきました。 胸骨の前傾、後傾を確認するテスト、前方化・後方化を促す介入方法、骨盤運動と胸郭運動の運動連鎖などを、 スライドだけでなく、骨モデルやモデルの方で動きを見せながら、分かりやすく解説していただきました。
盛りだくさんの内容を90分にぎゅっと詰め込んだ、非常に濃い講演となりました。


・難しい内容もありましたが、とても参考になりました。
・呼吸器疾患に対するアプローチに、今回の柿崎先生の講義を活かせたらと思います。
・内容が盛りだくさんでしたが、その分一人ひとりの先生の時間が足りないように感じました。
・とても勉強になりました。明日から活用できれば…!と思います。
・もっとスライドを見やすくしてほしい。マイクの音質もイマイチ。
・日々の業務に忙殺され、つい忘れがちになってしまう基本的で大切なことを思い出して、ハッとさせられました。
・今回、3講座と大変有意義な時間を過ごすことが出来ました。患者様の評価の仕方など、様々な部分を教えていただき、非常に勉強になりました。
・実技をするには狭かったので会場がもっと広いと良かったです。
アンケートにご協力いただきありがとうございました。
今回いただいた貴重なご意見を、今後のセミナーに活かしていきたいと思います。

今回のセミナーは、ジャパンライムオンデマンドサービスにて順次配信いたします。
医療見放題コースまたはPTセミナーアーカイブスコースにご登録いただくと視聴することが出来ます。
詳しくは、JLCオンデマンドをご覧ください。
2015.07.14 【セミナー情報】

従来のストレッチング等に比べ、関節運動を必要とせず、低刺激、短時間で効果が得られ、様々な臨床場面で用いる事が出来ます。また各筋に対して個別に刺激を行うことが可能なため、 その都度の変化を確認することで機能障害の原因となっている筋の特定も容易であり、評価手技としても非常に有用です。

セミナー概要
■開催日
2015年9月27日(日) 10:00~16:00
■会場
東京都江東区 東大島文化センター 第一研修室
東京都江東区大島8-33-9
■受講料
¥13,000
■講師
祝 広孝(曽我病院・リハビリテーション部 副部長/体表解剖研究会 理事)
■定員
40名

オンデマンド映像の予習とは?
なので、セミナー当日はMCP理論の解説後、集中して実技講習に取り組むことができます!
1.お申し込みフォームにご入力いただいた情報をもとにJLC オンデマンドアカウントを作成いたします!
※JLC オンデマンドアカウントは、セミナー受講費ご入金確認後3営業日以内に発行いたします。
2.発行されたアカウントでJLC オンデマンド(https://www.jlc-ondemand.com/)にログイン後、予習動画を視聴!
※予習動画はセミナー当日まで視聴が可能です。
3.セミナー当日、実技講習を受講!
予習動画は8月3日から配信いたします。

祝 広孝
曽我病院・リハビリテーション部 副部長体表解剖研究会 理事

参加お申込み
https://www.event-form.jp/event/156/5QXDKSeWcqli
2015.07.13 【撮影レポート】
永井聡 「股関節疾患に対する評価と治療」
今回は、実際の症例検討として、その場で評価・治療を行っていただいたほか、 臨床例として、永井先生が携わった患者さんの動画を解説付きでご紹介。 さらに、モデルの方で評価と治療の実際を一つひとつ分かりやすく解説していただきました。
もちろん、股関節の構造、画像の診かたなど基本となる内容もしっかりと講義しております。 きっと皆様の臨床に活かせるDVDとなっていますので、ご期待ください!

収録内容
【股関節の構造と動き】
評価と治療にあたり基礎となる知識です。骨モデルを用いて、股関節がどのように動くか、 股関節の機能障害とはどのような状態か、など解説していただきました。
【画像の診かた】
形態評価の根拠として画像から得られる情報は重要です。ラウエンシュタイン撮影法や軸位撮影法などの撮影法について、 それぞれの特徴や目的についてお話いただき、次にレントゲン画像からクリニカルリーズニングを行っていただきました。【人工股関節の知識】
人工関節は1980年ごろから日本国内でも様々な施設でも行われるようになりました。 そのため、現在 人工股関節を入れて30年前後経過している症例も増加してきており、 確実なフォローアップができていない可能性もあります。ここでは、人工股関節のしくみ、再置換術に至る原因、人工股関節のレントゲン評価、診察による臨床評価などについて解説していただきました。
【保存療法の見極め】
保存療法の効果は、どのような場合にでも出るわけではありません。 保存療法を見極めるための判断ポイントを解説していただきました。【変形性股関節症と腰・膝】
変形性股関節症では、隣接関節障害が合併している症例も数多くあります。 そのため、股関節疾患だけでなく、他の疾患についても留意しなければなりません。 変形性股関節症と腰の関係として、脊椎すべり症、変性側弯症、HIP SPINE Syndrome。 変形性股関節症と膝の関係として、Coxitis Knee、変形性膝関節症、外反膝、脚長差などについて一つひとつ見ていきます。【評価と治療の実際】
モデルの方で、評価と治療の実際を解説していただきました。各部位の触診、股関節ROMの測定のコツなどから、 体幹筋や腸腰筋を促通するストレッチ、筋肉のリラックス運動などについてご紹介します。【症例検討】
今回は過去の臨床例だけでなく、実際に評価から治療の展開まで行なっていただきました。 画像の解説、歩行分析、評価・治療まで、一連の流れを解説し、 治療前と治療後で、歩行にどのような変化が現れたかをお見せします。
2015.07.08 【新作DVD】
ME171-S 筋および受容器に対する治療的触察・刺激法
<体幹・頚部編>
■販売価格 2巻セット 16,000円+税(各巻8,000円+税)
■実技・解説:高田 治実 PhD,PT.
帝京科学大学医療科学部 東京理学療法学科 教授, 博士(医学)
日本マイオチューニングアプローチ学会理事長
◎腰痛・胸背部痛・鞭打ち症・緊張型頭痛・偏頭痛の評価と治療に、嚥下機能の回復に!
◎触察が評価および治療の役割も担う!
◎解り易い!術者の視点からの映像
今回の「治療的触察・刺激法」では、体幹の前面・後面、頸部の前面・後面の筋触察、受容器に対する刺激の加え方について紹介します。 骨の表面に対して直角に圧迫し、筋の走行に対して直行するように刺激することで、侵害受容器あるいは触圧覚受容器に圧および摩擦刺激を加えるというもので、触察が治療の役割も担うのです。
例えば、腰部の筋への触察は腰痛の治療に役立ちますし、頸部の後面前面の筋および気管支の後面にあり頚椎の椎体に付着している頚長筋、頭長筋への触察は、嚥下の機能を回復させるための間接療法として用いられます。 頚長筋、頭長筋への触察は、鞭打ち症の評価、治療にも利用できます。また、小後頭直筋・大後頭直筋、上頭斜筋・下頭斜筋への触察は偏頭痛や緊張型頭痛などの評価・治療にも利用できます。
このDVDでは、全てのテクニックを施術者の視点からの映像と詳細な解説で紹介していますので、触察のコツを容易につかむことができることでしょう。
尚、筋触察の基本的な実施方法、その他の部位の触察法については、「ME126-S治療的触察・刺激法<骨盤部・下肢編>」・「ME142-S:治療的触察・刺激法<上肢編>」で紹介されていますので参考にしてください。 また、臨床での応用の仕方につきましては、「ME114-Sマイオチューニングアプローチの理論と治療技術」をご覧いただくことで、痛み、筋不全、マヒによる運動機能障害等を即時的に改善する治療的アプローチが紹介されていますので、 合わせてご活用ください。

DVDの内容
【ME171-1 体幹の触察】(83分)
体幹前面・後面で指標となる骨のマーキング。各筋の走行と付着部位の確認、具体的な触察・刺激の方法、 触察の方向などについてのデモンスレーション、そしてマーキングの仕方について紹介します。< 体幹前面 >
■ 小胸筋
■ 大胸筋
◎鎖骨部:鎖骨内側 1/2 ~ 大結節稜
◎胸肋部:大結節稜 ~ 胸骨と第7肋骨
◎腹部:大結節稜 ~ 胸肋部の下方
■ 前鋸筋
■ 広背筋
■ 外腹斜筋
< 体幹後面 >
■ 最長筋
■ 腸肋筋
■ 多裂筋
■ 腰方形筋
【ME171-2 頚部の触察】(71分)
頚部前面・後面での各筋の走行と付着部位の確認、具体的な触察・刺激の方法、触察の方向などについてのデモンスレーション、 そしてマーキングの仕方について紹介します。< 頚部後面 >
■ 頭最長筋
■ 頚板状筋
■ 頭半棘筋
■ 小後頭直筋
■ 大後頭直筋
■ 上頭斜筋・下頭斜筋
< 頚部前面 >
■ 胸鎖乳突筋
■ 前斜角筋
■ 中斜角筋
■ 後斜角筋
■ 頚長筋
■ 頭長筋
■ オトガイ舌骨筋
■ 顎二腹筋
■ 顎舌骨筋
■ 茎突舌骨筋
■ 胸骨舌骨筋
■ 胸骨甲状筋
■ 甲状舌骨筋
■ 肩甲舌骨筋

サンプル動画
【商品の詳細、ご注文はこちら】
https://www.japanlaim.co.jp/fs/jplm/gd74872015.07.08 【セミナー情報】

このような経験があり、痛みについて勉強しているにもかかわらず、目の前にいる疼痛患者の症状を解釈することが難しかったり、 どう評価したらいいのか、どう治療していけばいいのか分からないという方もいらっしゃるのはないでしょうか。
このようなセラピストの方々の悩みに応えるべく、本セミナーでは、痛みのメカニズム、評価、臨床について系統的かつ網羅的に情報提供します。 今回のセミナーで学んだことを、日々の臨床に活かしていただければと思います。

セミナー概要
■開催日
2015年9月12日(土) 10:00~16:00(開場9:30)
■会場
亀戸文化センター 第1・第2研修室
東京都江東区亀戸2-19-1カメリアプラザ
■受講料
一般:¥9,720(税込)
JLCオンデマンド会員:¥8,640(税込)
https://www.jlc-ondemand.com/jlm_seminar/
■講師
西上智彦(甲南女子大学 准教授)
■定員
80名

セミナーの内容
◆具体的な内容
◇痛みの末梢から中枢神経系のメカニズム
◆各種評価法
◇慢性腱炎に対する遠心性運動
◆慢性痛症例に対する運動療法の進め方
◇CRPSや幻肢痛症例に対する鏡療法や識別課題の根拠と方法
◆不安や破局的思考が強い保存症例に対する運動療法
◇観血術症例に対する術前教育の実践
などを実際の症例を提示しながら話を進めていきます。

西上智彦
甲南女子大学 准教授◎主な研究テーマ
痛みに関する研究全般
(モデル動物を用いた基礎研究、ヒトを対象とした基礎的研究及び臨床研究)
現在、Sansom Institute for Health Research, University of South Australiaで 痛みの臨床研究において世界的に有名なDr. Lorimer Moseley研究室に留学中。

参加お申込み
https://www.event-form.jp/event/148/aEk5lvtcW1