発達障害支援
F42-S ワーキングメモリと学習支援
~ワーキングメモリの基礎理解と読み書きの支援~

■販売価格:12,000円+税(全3巻・分売不可)
■解説:湯澤 正通(広島大学大学院教育学研究科 教授)
■解説:湯澤 正通(広島大学大学院教育学研究科 教授)
学校の授業等では、見たり、聞いたりした情報を一時的に記憶にとどめながら、考える必要があります。 このような能力はワーキングメモリと呼ばれ、子どもたちの学ぶ力を支えています。 このワーキングメモリが小さいと、授業について行けず、学習に遅れが生じます。 特に、発達障害のある子どもは、しばしば、ワーキングメモリに弱さを抱えています。
このDVDでは、まず、ワーキングメモリの基本的な働きと特徴について、初めて学ぶ方にも分かりやすいよう、「脳の作業場」、「長期記憶への入り口」、 「ボトルネック」という3つのイメージを用いて解説します。次に、ワーキングメモリのアセスメントについて、 広島大学の研究チームが開発した「HUCRoW」を例に解説します。
そして、ワーキングメモリを学習支援に生かすために、支援方略の基本的原理から、読み書きとの関連、読み書き支援の実際までを解説します。
是非このDVDを、ワーキングメモリの理解と支援の一助にお役立ていただければ幸いです。
F42-1 ワーキングメモリの基礎知識(64分)
■ワーキングメモリとは◎脳の作業場
◎長期記憶への入り口
◎ボトルネック
◎実行機能
◎学びの階層モデル
■ワーキングメモリの発達と大人の役割
■ワーキングメモリのモデルとアセスメント
◎ワーキングメモリのモデル
◎ワーキングメモリのアセスメント(HUCRoW)
◎ワーキングメモリの発達と個人差
◎ワーキングメモリと行動特徴
F42-2 ワーキングメモリを学習支援に生かす(92分)
■ワーキングメモリ理論に基づいた支援方略◎授業チェックリスト
◎情報の整理
◎情報の最適化
◎記憶のサポート
◎注意のコントロール
◎まとめ
■事例検討
■読み書き障害とワーキングメモリ
◎読み書きの発達とワーキングメモリ
◎言葉の獲得と音韻認識
◎音声の符号化と文字の復号化
◎文字の復号化の自動化
◎文の意味の理解
◎読みの熟達化
◎読解
F42-3 読み書き支援の方法と実際(47分)
■支援の前提■ひらがなの読みの支援
■漢字の読みの支援
■特殊音の支援
■文の読みの支援
■漢字の書きの支援
■まとめ
サンプルムービー